講談社漫画文庫<br> デビルマンレディー 〈2〉

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講談社漫画文庫
デビルマンレディー 〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 443p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062607919
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

【内容紹介】
デビルマンレディー 永井豪・悪魔シリーズのファイナルを飾る!

不動ジュンは、デビルビーストと戦う宿命を負った、美しき破壊獣・デビルマンレディーとなった!
黒崎あおいは、水泳の元オリンピック選手だった不動ジュンがどうしても勝てなかったライバルだ。あおいは、子供の頃に義父に犯されたため、デビルビーストを身体の内に育てていた。ジュンに恋するあおいとジュンを犯そうとするビーストに、不動ジュンが挑む!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

6
人間の「知の進化」の歴史が抑圧した「力と欲望」の進化の可能性を現代社会の人間の悲劇と結び付けることで、かえって悪魔性と獣性、そして人間性を相対化し、その衝撃を問いかける、という、派手ではないが職人的な短編が多い。黒崎あおいの話や三田の話はむしろ人間の欲望による犠牲が更なるデビルビーストの欲望を連鎖する、といった内容で、他のビーストと違い単純にジュンが殺しておしまい、ではない興味深いストーリー。見ていると、ひょっとしたら人間は皆悪魔に進化した方がいいんじゃないか、とも思えてしまう2013/12/07

不動 明

1
この漫画は色々な問題を我々に突きつけてくる作品だとやっと第2巻から分かった。それはジェンダー問題である。男性性による女性性への征服欲、そして女性性がそれを倒し殺してしまえば自らの性欲の充足は獲られなくなる…。ビーストとは我々にある人間のある一面である事は間違いないのだ、その内面のビーストとの折り合いと葛藤を強調したのがこの作品だ。確かにヒーロー感を求めて読むと残念感をもたらすかも知れない、しかし読み解く力を持って読めば興味ある作品だ。2011/10/27

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