出版社内容情報
【内容紹介】
カーロスと出会ってジョーは野生のパワーを蘇らせ、眩いばかりの照明に照らされた四角いリングに帰ってきた。そして、2人が本当の勝負をつけるための舞台が幕を開ける。3万7千の大観衆を後楽園球場に集め、“野性対野性”の戦いは、戦術も、テクニックも、審判すらも無視する。勝ち負けとは違う次元の、果てしない戦いが始まった!!解説:北原照久
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいぱぱ
18
カーロスとの試合の結末ってこんなんだったっけ!?その後のカーロスの人生は覚えているが、試合内容は覚えてなかった。こんか試合だったら無効試合でしょ(笑)!野生の本能剥き出しの中に、切なさを感じるストーリー展開がいいね~。2018/04/22
ほしけも
9
拳をぶつけあい相手に友情を感じながらも戦いの果てに壊してしまう悲しさ。ノリちゃんとの会話に物語のテーマが出てきました。2014/03/10
オタヲイ
9
お互いがルールを無視し野生の本能をむき出しにして戦うカーロス戦!力石の亡霊なんか存在しなかったかったかのような暴れっぷりを披露するジョーは見てて気持ちいい!2013/06/09
どらんかー
6
闘争本能むき出しの激闘 とにかく熱いっ!2013/08/28
刷子筆男
6
カーロス戦。もはや段平の範疇には収まらないジョー。ボクシング描写が凄みを増してくる。すごい筆力。葉子のキャラも際立ってきた。2010/12/09