出版社内容情報
【内容紹介】
遠い昔の約束。それは永遠の宝物
幼い日の約束を信じてる。いつまでもキラキラ輝いてる私の初恋を──。
転校歴7回の愛子が、最後の引っ越しでやってきたのは幼い頃の思い出の地。「いつか、僕の飛行機で空を飛ぼうね。」と指切りした少年・翔に再び会えるかもしれないと胸をふくらませている。転校初日、昔遊んだ懐かしい河原に行った愛子は、そこで高見翔という初恋の相手と同姓同名の男の子に出会う。一瞬、心をときめかせる愛子。でも、その男の子は愛子のことをまったく覚えてはいなかった──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜（いざよい）
6
数回の転校を繰り返して、小学校２年まで住んでいた街に戻ってきた愛子。当時遊んでいた初恋の男の子を探すが、見つけたのは愛子の思い出と全然違う翔くんで、愛子の事は知らないと言う。子供の頃に読んでとても好きだった作品。後々の展開に繋がる翔と委員長の距離感…。聡明で男らしいボウイが良い。2015/05/05
