出版社内容情報
【内容紹介】
門下生も増え、道場を拡大して、挙禅一如の境地を目指し、空手道の追究に打ちこむ倍達。合宿へと出かけた留守の間、黒い空手着の集団に道場破りにあう。急きょ戻った倍達が目にしたものは、血の海と化した道場だった……。
倍達はN.Y.(ニューヨーク)の知人から電話で道場破りの本当の目的を知る。汚された大山空手の名誉を回復するべく、再びアメリカの地に向かう!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
32
いきなり作画者が変わってるけど、これはあの有名なケンカがあったせいなのかな。あの他のマンガで死んでしまえとかなんとか書いたとかいう。まじめなんだけど笑える世界観は不変だな。 2016/10/19
AICHAN
29
ジャック・サンダクレスとやったのもカポエラとやったのも創作。メキシコの闘牛牛とやったのはわからない。初っ端に「事実を事実のまま完全に再現するのは、いかに面白おかしい架空の物語を生み出すよりも、はるかに困難である」というヘミングウェイの言葉を引き、「これは事実談であり、この男は実在する!」と書いておきながら嘘八百はないだろうにと思うのだが、とにかく面白い。2017/09/25
AICHAN
28
再読。ニューヨークのジャック・サンダクレスと大山倍達との勝負は嘘。メキシコの闘牛牛との勝負も怪しい。ブラジルのカポエラ遣いや短剣投げ遣いとの試合も嘘らしい。大山が少年時代に励んだのは借力ではなくボクシング。大山は日本人ではなく韓国出身(崔倍達または崔永宜が本名だが後に日本国籍を取った)。韓国でボクシングの練習をしていたのを親戚が記憶している。2022/12/16
AICHAN
27
再読。この巻から漫画家がつのだじろうから影丸譲也に変わる。創作の多すぎることに、極真門下生だったつのだが愛想を尽かして降りたのではないか。ニューヨークに渡った大山倍達が怪物ジャック・サンダクレスと対決したのも嘘。後年、ジャックが否定している。大山が少年時代に励んだのは借力(しゃくりき)ではない。オランダには「チャクリキ」というキックボクシングジムがある。同国には大山門下だった黒崎健時が指導員として渡った。大山が借力を学んだと黒崎から聞いた道場生が、借力を「チャクリキ」と聞き取ってジムの名前にしたのだろう。2025/03/05
Hiroki Nishizumi
2
ううむ、空手ドキュメンタリーとして参考になるところが何一つない。これは原作者の中だるみか、絵描きの腕の差か・・・・2014/07/20
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