出版社内容情報
【内容紹介】
我ヲ解キ放テ……
怪奇サスペンス
教会の地下室に閉じ込められた悪魔。数百年の時を経て、その封印が解かれたとき、悪魔の復讐劇が始まった！
「黒の十字架にふれてはいけない」。そう言い残して神父だった父は死んだ。だがアデルにはその意味がわからない。
ある日、夜中に叫び声がして目覚めたアデルは、教会の地下室で友人ジェフリーの惨殺死体を見つける。なぜジェフリーが地下室に？父の残した言葉と何か関係があるのか。謎が深まる一方で残酷な殺人事件がつぎつぎと起こっていく。すべては、折れた十字架の立つ、この古い教会を舞台にして──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いぬかいつまき
2
今際の際に「黒の十字架に触れては駄目だ」と謎めいた言葉を呟いた神父の父。遺されたアーデンとアデルの兄妹は教会から追い出されることになる。一方村長の息子は隠された財宝目当てに教会地下室に潜り込むが、そこで「何者か」に出遭ってしまう。 映画『ザ・キープ』の盗用だとも言われている作品。『なかよし』読者にとっては過激な描写が多く、当時の子供にトラウマを植え付けたのではないだろうか。 個人的には村長の畜生ぶりとアーデンの懊悩が好き。色々あったけど結局最後まで妹のことを考えていたんだな。2012/03/14
ちぬ
0
ザ・キープのパクリとして有名な漫画。まさかこっちを先に読んでしまうとは2013/01/04
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