出版社内容情報
【内容紹介】
原潜、核兵器、国家、戦争、そして……真の平和とは!?激動の20世紀末、人類最大のテーマに挑む!
米大統領ベネットは、北極海に進入した「やまと」に対し、撃沈作戦「オペレーション・オーロラ」を発動した。「やまと」の前に立ちはだかったのは、米海軍の最新鋭攻撃型原潜「シーウルフ」だ。最大速力70ノットの原潜は存在するのか!?冠氷下1000m、原潜対原潜の死闘が始まった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HIRO1970
12
⭐️⭐️⭐️昔、読みました。2006/12/17
フリスビー
12
「世界中のあらゆる軍事責任者に告ぐ。わが国に対する有効な攻撃手段はもはや存在しない。これより先、わが航海を止めんとする軍事行動は全て無意味である」。やまとを上回る性能を持つ米原潜シーウルフ級が北極点で攻撃を仕掛けてくるが、予測不能の位置に出現するシーウルフの作戦が読めないやまと。海江田の出した答えとは? 北極点深海の無慈悲な戦闘が圧巻です。キングに後悔する時間はあったのでしょうか。それにしても勝利宣言ではなく、世界中から乗員を募集するとは、海江田もなかなかにユーモアがありますね。2013/06/11
更紗蝦
10
シーウルフとの戦闘に勝ち抜いた海江田が氷上で放ったメッセージが予想外すぎてびっくりです。人を煙に巻くのが上手すぎる男ですね…。巻末の解説に、昔、AMラジオで聴いたラジオドラマ版の『沈黙の艦隊』のことが書いてあって、懐かしかったです。FMの方では『イズァローン伝説』『カムイ外伝』『わたしは真悟』などがラジオドラマ化されていたことをついでに思い出しました。2015/07/08
Tomoichi
9
実際の潜水艦戦がわからないので、リアリティのほどがわからない。2024/07/21
モルテン
7
「やまと」とアメリカの北極海戦と日本の選挙戦。前巻で特に感じていたのが、この漫画、女性が一切出てこない。選挙になっても議員の一人として女性がいない。マスコミにもいない。女性のいない社会である。女性がいなくても社会はまわるし機能する世界である。80年代の潜水艦戦の漫画なので、そのように割り切ってるならそれはそれで良いが、議員に一人も女性がいないのはいくらなんでも不自然だ。2025/01/27