出版社内容情報
【内容紹介】
春、新たなる門出の季節。しかし“おいどん”大山昇太は夜間高校への復学すらままならない。下宿館の同居人たちが催す合格パーティーを尻目に、一心不乱にバイトに励むおいどん。今はダメでも来年がある来年がなきゃ、さ来年がある!!
何度となく失恋をくりかえしてきたおいどんの前に、一寸変わった少女が現れた。スケ番の京子、向かいの部屋に住む川口さんの妹だ。姉妹ゲンカの仲裁をきっかけに、2人の距離が急接近していくのだが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北風
30
この作品に登場する下宿屋のバーサンは究極的な理想の女性だと思います。包丁を振り回す暴力的なところはあるものの、底抜けに優しい人情家です。 慢心したときは叱咤し、落ち込んだときには激励し、困っている人には援助を惜しまず、泣きたいときには一緒に泣いてくれる。こんな女性、探してもいないですよ。2016/03/16
てらさか
1
うっかりというか、ラッキースケベもたまにはある。それにしてもおいどん見てるともらい泣きしそう。2023/12/28
小太郎
0
読了2014/06/10
ん?
0
森木さんは、森雪に名前が似てるのになんだか冷たい人だなあと当時思って残念だった。いいところもありましたが。2014/04/02