出版社内容情報
【内容紹介】
2人の息子のため悪役レスラーとして、その生涯を終えたドリー・ファンク・シニア。その父の夢を追い続けたドリーとテリー、テキサス魂を武器にNWAチャンプを目指す。
バッドボーイと呼ばれたスタン・ハンセンが、己のパワーだけを武器に飛び込んだプロレスの世界だったが……!?「父の執念!ザ・ファンクス」の他、「首折り魔!スタン・ハンセン」を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
17
連載時の1980年代初頭、中学生だった私は、全て実話だと信じ、夢中になって読んだ。後に、ビジネスだと知り、急速に興味を失ったが、今般再読すると、スタン・ハンセンがルー・テーズに「あなたの全盛期のようにセメントでもラフにも強い」レスラーを目指すと発言。当時から"ショー"であることを隠していなかったことが分かる。なお、巻末に、引退したばかりの大仁田厚へのインタビュー掲載。「もしいつかまたプロレスをやることがあったら…」と早くも伏線を敷いている。2024/10/28
daiyuuki
6
デリーファンク、アブドーラ・ザブッチャー、タイガージェットシン、タイガーマスク、猪木、馬場などのプロレスラーがどのようにのしあがったかを、知られざる裏話を梶原一輝独特のハッタリの効いた脚色を加えたノンフィクション漫画。猪木と馬場の関係、猪木と日本プロレスの確執など面白いです。2005/06/08
りんご
1
プロレス全く興味ないしむしろ苦手なんだけどこれは面白い。簡潔且つ愛とユーモアがあって伝える力が凄い。2018/07/14
kenkou51
1
最近のプロレスファンにとってはあまり馴染みのないファンクス兄弟、ハンセン、ブッチャーの半生を幻想を抱かせるようにオーバーかつミステリアスに描いている。昭和の外国人レスラーは未知なる強豪というキャッチフレーズが似合う独特の空気感をもっているレスラーが多かった。 2015/10/10
megyumi
0
全巻読んだ。「今回は猪木に取材できなかったので猪木・談はない」みたいなことを言うリアリティ2016/09/26