出版社内容情報
【内容紹介】
日米親善試合で、飛雄馬はカージナルスの“野球ロボット”オズマと対決。勝ちはしたが、「おまえもおなじ“野球ロボット”だ」とオズマにいわれ自分を見失う。
宮崎キャンプで飛雄馬は、看護婦・日高美奈と知りあう。清楚で強い心をもつ美奈との出会いは、飛雄馬に初めておとずれた青春だった。だがそれもつかの間、美奈は病に倒れ、帰らぬ人となる。
最愛の人を失い絶望した飛雄馬は、野球への情熱をも失って、再起不能となるのか……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みなみ
8
6巻も手元にあるけど先に7巻を読んでしまった。オズマ登場。オズマは飛雄馬に、お前は俺と同じ野球ロボットだと指摘する。飛雄馬はいわゆる人間らしいことをしてみたくなり色々やってみる。その中で出会う日高美奈。彼女の悲劇…一方で子どもたちに去られた一徹は飛雄馬の敵に回ることに!と盛りだくさんな展開。星一徹はこれまで野球に命をかけ息子にも同じようにさせた。それを明子や飛雄馬から「野球人形」と指摘され断罪される。子どもに反旗を翻され不貞寝するのはクソダサムーブ(令和風表現)だが、今までの全否定はこれはこれで辛い。2021/05/26
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- 和書
- 終末期の諸症状からの解放