出版社内容情報
【内容紹介】
現役最長老のプロ野球選手・岩田鉄五郎を中心に、『東京メッツ』の多彩なキャラクターたちが、グラウンド狭しと暴れ回る!!野球漫画の真髄、漫画文庫でついに登場。メッツの優勝を目前にして、1点差の9回2死満塁。マウンド上の鉄五郎は、ミスター・タイガース田淵を相手に、一世一代の大芝居を打つ!「よれよれ18番」の他、傑作5編を収録。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
53
東京メッツが登場する6編収録。第1作は鉄五郎も五利も登場せず、吉田新太郎という主人公が東京メッツに入団して活躍。第2作が「よれよれ18番」で鉄五郎50歳、五利もあわせて登場(以降は2人が連続登場)。鉄五郎の娘・塁子、婿の清志、孫の武志も登場。第4作が甚久寿が登場の「ジンクス」だが、彼の姓名は不明で「ジンクスやろう」「ジンクスばか」と呼ばれている。第6作は国立玉一郎登場の「スラッガー藤娘」で、一シーズンのみ活躍して歌舞伎役者にもどったことになっている。6編とも、対戦相手は阪神タイガースばかり。2023/12/09
takaby
2
久しぶりに水島新司の漫画を読む。独特の世界観があり、漫画だが、野球が好きな人にはぜひ進めたい。2012/04/13
pochi
1
(水島新司先生の訃報から思い出して)水島作品ってそのフィクションだったことに現実が追いついてしまったエピソードが多いとされていますが、この岩田鉄五郎の初登場の50歳の老け方がやはり衝撃的です、当時はものすごい老人に見えていました。ストレートのスピードが130㎞でも抑えれるという理論も当たったわけですし。野球や社会の変化を想像したその凄みに驚きます。2022/02/04
さるたろ
0
あの目は男だ!!2015/02/05
ぴよ(toyoneko)
0
6巻まで再読。 むかーし水島先生が描いていた,野球オムニバス漫画。 基本的に人情話が多く,良く出来ている。 水島先生の漫画の中には, 今読むとちょっと古さを感じさせるものもあるが, これは今読んでも面白い。