出版社内容情報
【内容紹介】
島耕作、34歳。肩書き、課長となる。出世にあくせくする気もないが、新しい椅子の座り心地はなかなか悪くない。
島の所属する宣伝部の情報が、ライバル会社に漏れていた。調査を進めるうち、派閥絡みの社内政略にも発展し、島は渦中の発端にいる自分を知る。そして、事件の一因でもある、島にかかわる魅力と才覚を秘めた女性達。油断してつきあおうものなら、手痛いしっぺい返しが待ち受ける。島課長もご用心!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芽依*
7
良く知ってるタイトルだったので、どんな主人公なのか興味があり無料版を読んだ…えっ?なんだよこの人!既婚者がどんだけ他の女と寝てるの。単身赴任先のニューヨークでもまた女だし。仕事がどうとかもうどうでもいい、私生活が終わってる。2017/01/13
issy
1
80年代の会社・サラリーマンってこんなんだったのかなあ?今読むといろいろツッコミどころ満載。つか、女子社員とセックスし過ぎだろ(笑)。2011/03/25
Ryo
0
今更ながら、初読。もうずいぶん前の時代背景だとは思うけど、ザ・サラリーマン的なところがリアルで好感がもてる。早速課長になった島耕作。今後が楽しみだ。2012/10/13
ジェミジェム
0
私が生まれる10年くらい前からの作品で、今まで飛び飛びしか読んだことないのでいつか社長シリーズまで一気に読んでみたい。女の、しかも80年代を知らない私からすれば当時のサラリーマンの生活がわからないので懐かしむ術を持たないのだけど、煙たいような古さを少しは感じれる。それはきっと私が日本人だから。会議の時に当たり前に全員の席の前にタバコ山盛りの灰皿が置いてあるあたり時代を感じる。多分こういう「ひと昔前の日本」に私たち平成世代は無意識に憧れを抱いてるような気がする。2011/12/24