出版社内容情報
病気のしくみとタイプ別化学療法をくわしく図解。診断前の不安な時期や治療後の生活にも役立つ書。治療中の血液検査値の見方も解説。ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
新しい薬が次々登場!
複雑な病気のしくみと進化した治療法を徹底解説。
正しい知識があれば治療に前向きに取り組める。
【血液のがんのすべてがわかる!】
血液のがんは大きく分類すると白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫があります。これらのがんは発症するメカニズムがむずかしく、さらにそれぞれの病気には様々なタイプがあります。そのため、医師から説明を受けても、自分でネットや専門書で知識を取り入れようとしても、なかなか正しく理解できないという人が多いでしょう。
本書では、イラストや図表を多用して、がん化のメカニズムや病気のタイプをわかりやすく解説します。また、近年は研究が進み、がんだけを狙い撃ちする分子標的薬や抗体医薬が登場しています。新しい薬を使って、治りにくい人や再発した人でも、希望をつなぐことができる最新治療についても紹介します。
さらに血液のがんでは、抗がん剤投与などで変化した血液の数値によって、治療の効果が見えます。医師から受け取った検査結果票の数字も本書なら、ひと目でよくわかるはず。患者さんご本人だけでなく、支えるご家族にも役立つ内容です。
【本書の内容構成】
第1章 血液のがんを正しく理解する基礎知識
第2章 悪性リンパ腫とはこうして闘う
第3章 白血病とはこうして闘う
第4章 多発性骨髄腫とはこうして闘う
第5章 入院中から退院後の体調管理のポイント
【まえがき】
【理解度チェック】血液のがん、誤解や勘違いしていない?
1 血液のがんを正しく理解する基礎知識
2 悪性リンパ腫とはこうして闘う
3 白血病とはこうして闘う
4 多発性骨髄腫とはこうして闘う
5 入院中から退院後の体調管理のポイント
飛内 賢正[トビナイ ケンセイ]
監修
内容説明
血液のがんのすべてがわかる!複雑な病気のしくみと進化した治療法を徹底解説。正しい知識があれば治療に前向きに取り組める。
目次
1 血液のがんを正しく理解する基礎知識(血液のしくみ1―血液は多くの血液細胞でできている;血液のしくみ2―血液ができるルートは二つある ほか)
2 悪性リンパ腫とはこうして闘う(症状―リンパ節の腫れ、やせる、発熱などが続く;検査―細胞を採って、がんがあるか詳しく調べる ほか)
3 白血病とはこうして闘う(急性白血病の症状・検査―かぜに似ているが、しつこく治らない;急性白血病の治療方針―治療は三つのステップで進める ほか)
4 多発性骨髄腫とはこうして闘う(症状―腰痛や背中の痛みがきっかけで発見される;検査・診断―血液や骨髄のほか、尿検査でもわかる ほか)
5 入院中から退院後の体調管理のポイント(感染の予防―抗がん剤で免疫力が低下しているので注意;輸血―出血を防ぐために輸血をすることも ほか)
著者等紹介
飛内賢正[トビナイケンセイ]
国立がん研究センター中央病院血液腫瘍科科長。1951年生まれ。76年東北大学医学部卒、94年より現職。血液学会専門医・指導医。内科学会認定医・指導医。リンパ網内系学会理事長。血液学会・癌学会・臨床腫瘍学会の評議員。米国臨床腫瘍学会・米国血液学会の会員。専門は血液腫瘍学、特にリンパ系腫瘍。国際リンパ腫学会の諮問委員会メンバー(Advisory Board Member)、T細胞リンパ腫フォーラム(T‐Cell Lymphoma Forum)同席議長(Co‐Chairperson)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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