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健康ライブラリーイラスト版
大腸がん―治療法と手術後の生活がわかる本

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  • サイズ B5判/ページ数 98p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062597876
  • NDC分類 493.46
  • Cコード C2347

出版社内容情報

手術後に生活が大きく変わるためセカンドオピニオンをとる人が多い大腸がん。治療法の決め方から手術後の生活まで丁寧に解説ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》

【明るく前向きにこれからの生活を過ごすために】
もっとも気になるトイレの変化から食事や入浴、仕事の注意点まで、
安心して暮らすコツを徹底解説!
大腸がんの治療法にくわえて、手術後の生活がよくわかる決定版。

【まえがきより】
大腸がんは、けっして悲観的な病気ではないと私は思っています。実際、私が診察している患者さんたちには、明るく前向きにすごしている人が大勢います。
本書は大腸がんの治療を解説したものですが、とくに大腸がん治療後の生活をしっかりと説明し、患者さんが不安をもたずに治療にのぞめるように工夫しています。
患者さんたちが安心し、納得して治療生活を送っていけるよう、心から願っています。
(監修 高橋慶一)

【主なポイント】
★直腸がんか結腸がんか、がんができた部位によって治療法、手術後の生活が異なる
★治療法の選び方、直腸がんでは「肛門機能を残せるか」が焦点に
★治療法別の入院スケジュールと費用の目安、退院前に確認しておきたいこと
★手術後の排便リズムの変化と下痢や便秘のときの対処法
★人工肛門になった場合の正しいケア方法
★退院後の食事・服装・運動・入浴の注意点と家族がサポートできること
★大腸がんの再発・転移率は17%。そもそも再発する可能性が低いが、再発・転移しても外科治療によって根治できる場合がある

【本書の内容構成】
第1章 がんの状態と治療の基本方針を知る
第2章 手術後の生活を考えて治療法を選ぶ
第3章 トイレの変化 手術後のケア、人工肛門のケア
第4章 生活の変化 制限されることはほとんどない
第5章 たとえ再発しても治りやすい

【チェックテスト】大腸がんになると、人生はどう変わるのか
《 1 がんの状態と治療の基本方針を知る》
●血便をきっかけに大腸がんがわかったAさん
【大腸がんを知る】できた部位によって、手術後の生活が異なる/ 内視鏡検査などで進行度をくわしく調べる/ 進行度がわかれば治療の基本方針もみえる
【治療法1 外科治療(直腸がん)】
【治療法2 外科治療(結腸がん)】
【治療法3 外科治療(腹腔鏡手術)】
【治療法4 補助療法】
【治療法5 内視鏡治療】
【治療法6 最新治療】
《 2 手術後の生活を考えて治療法を選ぶ》
●治療法に不安を感じ、セカンドオピニオンをとった
【治療法の選び方】必ずしも基本方針で治療法が決まるわけではない/ とくに肛門機能の温存には本人の意向も反映される/ 直腸がんではセカンドオピニオンをとる人も多い
【入院から退院まで】治療法別の入院スケジュールと費用の目安/ 退院前に医師に聞いておきたいこと
《 3 トイレの変化 手術後のケア、人工肛門のケア》
【手術後のケア】人工肛門をつくらない人でも、一時的な影響がある/ 下痢のときは水をこまめに飲み、脱水症状を防ぐ/ 便秘に激しい痛みがある場合は腸閉塞の可能性も
【人工肛門のケア】入院中から人工肛門のケアを学び、慣れていく/ 装具の種類によって、交換の方法や時期が違う/ 「自然排便法」「洗腸排便法」のどちらかを選ぶ/ 人工肛門の色や表面を毎日チェックする/ 「オストメイトの会」で情報交換ができる
《 4 生活の変化 制限されることはほとんどない》
【食事】食物繊維は消化がよくないので手術直後はひかえめに/ 気になるにおいは食品選びで減らせる
【服装】大腸をしめつけない、ゆるめの服装がよい
【運動】三ヵ月ほどで痛みがおさまり、運動できるように
【入浴】頻便や人工肛門の対策をとれば、温泉も楽しめる
【職場復帰】手術の一から三ヵ月後を目安に職場へ戻る
【旅行】緊急時に備えて、薬や装具を多めに持っていく
【家族ができること】
《 5 たとえ再発しても治りやすい》
【再発・転移を防ぐ】
【再発・転移時の治療】


高橋 慶一[タカハシ ケイイチ]
監修

内容説明

ひと目でわかるイラスト図解。明るく前向きにこれからの生活を過ごすために。もっとも気になるトイレの変化から食事や入浴、仕事の注意点まで、安心して暮らすコツを徹底解説!

目次

1 がんの状態と治療の基本方針を知る(大腸がんを知る―できた部位によって、手術後の生活が異なる;大腸がんを知る―内視鏡検査などで進行度をくわしく調べる ほか)
2 手術後の生活を考えて治療法を選ぶ(治療法の選び方―必ずしも基本方針で治療法が決まるわけではない;治療法の選び方―とくに肛門機能の温存には本人の意向も反映される ほか)
3 トイレの変化―手術後のケア、人工肛門のケア(手術後のケア―人工肛門をつくらない人でも、一時的な影響がある;手術後のケア―下痢のときは水をこまめに飲み、脱水症状を防ぐ ほか)
4 生活の変化―制限されることはほとんどない(食事―食物繊維は消化がよくないので手術直後はひかえめに;食事―気になるにおいは食品選びで減らせる ほか)
5 たとえ再発しても治りやすい(再発・転移を防ぐ―そもそも再発する可能性が比較的低い;再発・転移を防ぐ―数ヵ月おきに定期検診を受けておけば安心 ほか)

著者等紹介

高橋慶一[タカハシケイイチ]
1957年生まれ。がん・感染症センター都立駒込病院外科部長。84年、山形大学医学部を卒業し、都立駒込病院へ。同病院外科医長、大腸外科主任をへて現職。専門は外科、とくに大腸がんの診断・治療(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。