健康ライブラリーイラスト版
食道がん―正しい知識でより良い治療を

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  • サイズ B5判/ページ数 98p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062597685
  • NDC分類 493.44
  • Cコード C2347

出版社内容情報

進行が早く、周囲に転移しやすい、厄介な食道がん。本書ではより良い治療を選ぶための情報を厳選。名医が教えるがんから生還する条件 食道がんは、発生数は少ないが、進行が早く、周囲にも転移しやすい厄介ながん。治療は時間との闘いとなる。近年有名人の罹患が相次ぎ、たいへん注目されている。食道がんの手術は難しく、体への負担も大きい。進行して切除不能の場合もよくみられる。また治療後の食生活の変化が大きく、患者が悩むことも多い。
 本書では、患者がより良い治療を選択するために、ぜひとも知っておきたい情報と、QOL(生活の質)を維持するための工夫やヒントを厳選して提供する。食道がんの名医が贈る決定版!

〔本書の主なポイント〕
●食道がんは発生率は高くないが、進行が早い厄介ながん
●飲酒で顔が赤くなる中高年男性は要注意
●食道がんの九割以上が扁平上皮がん。腺がんが増加中
●治療法の中心は手術療法。食道の切除と再建、リンパ節郭清が基本
●ごく初期なら内視鏡治療が可能。負担は少ないがリスクもある
●病期によっては、手術に匹敵する効果がある化学放射線療法
●重粒子線治療などの最新治療は十分に情報を集めてから判断する
●退院後二年間は三?四ヵ月に一回通院検査。がんの再発を警戒する

第1章  食道がんの正しい知識を身につける
食道の仕組みと働き/進行、転移のしかた
第2章  食道がんの正体を詳しく調べる
発見から診断まで/ステージ分類/治療選択のポイント
第3章  がんの切除を決断する
開腹手術、鏡視下手術/手術の合併症/内視鏡的治療
第4章  抗がん剤や放射線でがんを根絶する
化学放射線療法/サルベージ治療/緩和医療
第5章  治療の苦しさはリハビリで軽減できる
治療後の食事、リハビリ/手術後の生活/社会復帰


細川 正夫[ホソカワ マサオ]
監修

内容説明

周囲に転移しやすく、治療は時間との闘い。手術、抗がん剤治療、放射線療法、内視鏡治療、進行度に合わせた治療法と病の正体を徹底解説。

目次

1 食道がんの正しい知識を身につける(食道がんのリスク―飲酒で顔が赤くなる中高年男性は要注意;食道の仕組みと働き1・首からみぞおちまでをつなぐ一本の管 ほか)
2 食道がんの正体を詳しく調べる(発見と診断、治療方針決定まで―検査で調べてがんが診断される;がんを発見する―内視鏡検査や造影検査で粘膜を調べる ほか)
3 がんの切除を決断する(開腹手術、体腔鏡下手術―食道の切除と再建、リンパ節郭清が基本;手術‐首の場合―喉頭を切除したら、気管孔をのどにつくる ほか)
4 抗がん剤や放射線でがんを根絶する(化学放射線療法―抗がん剤と放射線で同時に治療を進める;化学療法―一回数日の点滴を三週間ごとに繰り返す ほか)
5 治療の苦しさはリハビリで軽減できる(治療後の食事1・一日五~六回食事をし、一回の量を少なめに;治療後の食事2・食べたいものを食べやすくしてとる ほか)

著者等紹介

細川正夫[ホソカワマサオ]
1968年北海道大学医学部卒業。69年市立旭川病院、71年国立がん研究センター中央病院外科レジデント、74年北海道大学病院第2外科(現、消化器外科2)。81年恵佑会札幌病院を開設し、院長。84年理事長兼院長。2010年より院長を退き、理事長職をはたしながら、一外科医として、主に食道がんの手術をおこなっている。専門は消化器の悪性腫瘍、特に食道がん。恵佑会札幌病院は、悪性腫瘍の症例数が全国有数で、特に食道がんの治療に関しては全国の指導的立場にある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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こう

0
大判,カラーで分かりやすい。2016/04/10

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