健康ライブラリーイラスト版<br> 35歳からの妊娠・出産―これから産みたい、あなたのために

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健康ライブラリーイラスト版
35歳からの妊娠・出産―これから産みたい、あなたのために

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  • サイズ B5判/ページ数 98p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062597678
  • NDC分類 598.2
  • Cコード C2347

出版社内容情報

多くの困難が伴う高齢での妊娠・出産。本書では母子ともに安全・安心な出産を実現する方法、ならびに問題とその対処法を示していく。 晩婚化が進み30代後半での初産は珍しくない昨今だが、高齢妊娠・出産には困難が伴う。卵子の老化が影響し、妊娠しにくく流産しやすい。不妊治療は妊娠・出産時のトラブルを増加させる。婦人科系の疾患などが合併する例も増えている。妊娠前は健康な母体でも「40歳以上」というだけでハイリスク妊娠に分類されるのが現実だ。
 本書では、母子ともに安全な出産を実現するために、不妊治療、妊娠時・出産時に起こりうる問題と対処法、産後の過ごし方など、高齢妊娠・出産ならではの注意点をイラストをまじえながら、わかりやすく提示。最新情報を網羅した決定版。

〔本書の主なポイント〕
●子づくりには「適齢期」がある。挑戦は早めに
●「四〇歳代」なら、それだけでハイリスク
●卵子の老化とは?
●タイムリミットは個人差大。産める体づくりを
●「二人目不妊」に悩む人はどうしたらいいか?
●不妊治療と出生前診断
●リスクが低ければ病院・産院選びの選択の幅が広がる
●妊娠中にみられる「マイナートラブル」のいろいろ
●高齢妊娠は「安定期」に入っても油断できない
●高齢出産だからこそ分娩方法は「安全第一」で選ぶ

1 迫る! タイムリミット
子づくりだけは「適齢期」がある/年齢と不妊傾向/染色体異常/婦人科系の病気への対応 など
2 「妊娠しました!」といえるまで
妊娠のしくみ/不妊治療/出生前診断 など
3 高齢妊婦の妊娠生活
ハイリスク妊娠か?/妊娠トラブルへの対応 など
4 安全な出産のために
お産の進み方/自然分娩,麻酔分娩,帝王切開 など
5 これから始まる育児生活
母乳育児/産後のトラブルへの対応/障害がある赤ちゃん など


中山 摂子[ナカヤマ セツコ]
監修

内容説明

卵子の老化はいつから始まるのか?不妊治療、妊娠中のトラブル、分娩方法…安全に産むために知っておきたい知識が満載。

目次

1 迫る!タイムリミット(いつ産むか―子づくりにはある「適齢期」。挑戦は早めがよい;高齢出産のリアル1―「産みたい」と思っても、すぐ授かるとは限らない ほか)
2 「妊娠しました!」と言えるまで(妊娠のしくみ―妊娠成立までには長い道のりがある;不妊治療1―なかなか授からない原因はいろいろ ほか)
3 高齢妊婦の妊娠生活(妊娠カレンダー―四〇週かけて胎児は子宮の中で大きく育つ;妊婦健診―妊娠初期から出産直前まで定期的に受診 ほか)
4 安全な出産のために(バースプラン―出産前に決めておかなければならないこともある;予定日が近づいたら―サインはいろいろ。陣痛前の破水に注意して ほか)
5 これから始まる育児生活(心がまえ―よく起きて、よく泣く。赤ちゃんはそういうもの;母乳育児1―おっぱいによい生活はママの体にもよい ほか)

著者等紹介

中山摂子[ナカヤマセツコ]
昭和61年東京女子医科大学卒業、同大学産婦人科教室入局。平成6年より2年間米国衛生研究所(NIH)へ留学、平成9年より愛育病院勤務。東京女子医大に日本で初めての周産期センターが出来た際の第3期生として入局して以来、周産期医療を中心に活動。高年妊娠、ハイリスク妊娠を専門とする一方、オープンシステム、セミ・オープンシステム、院内助産など、今後の産科医療のあり方についても積極的に考え、推進活動に参加している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Taka

9
もしかしたら自分の妊娠しゅっさんについて考える人生最後の時期なので色々読んでいる。イラストがたくさんでふむふむとなります。ちょっと古いので新しい本も読まないと。つい近所の産婦人科を検索してしまった。田舎なので選択肢があまりない。とにかく健康でいないと。色々耐えれる気がしない。相手、健康と妊活の道も険しいけど、相手、お金、教育、健康とそれから先の道もさらに険しい。家は古いマンションなのでそんなとこで破水したら臭いがとか、無痛分娩には更に金がかかるとかどうでもいいことを気にしてしまう。頭でより感情優先でいたい2022/11/03

Ryoko Masaoka

2
お仕事大好き、でも子どももいつか欲しいと思う女性には是非読んで欲しい本。 学校では教えてもらえない、妊娠のための大切なことがたくさん書かれています。 妊娠には適齢期があること、いくら医学が進んでも、どうしようもない現実があること、しっかり認識した上で、仕事を続けるべきか、妊活すべきか考えるべきですね。 30歳を過ぎて、結婚して、大切な人の子どもが欲しいと思ったら、迷わずさっさと産んだ方がいいと思いました。 昨日のニュースで、女性の初婚年齢は29歳、男性は30.7歳と出ていました。 益々、欲しくても授からな2013/01/09

おちおち

1
希望の光よりリスクを読む本かな。 半分以上は妊娠した後の乗り越え方だった。ハイリスクだけど人それぞれ。自分はどう捉えていこうか。2016/01/14

ニノちゃんが大好き

1
これから妊娠・出産を考えている女性にもですが、男性側にもぜひ読んでほしいです。不妊や流産って、自分を責めがちなんです。そんな時に、傍で理解してくれて、支えてくれる旦那さんの存在ってすごく大きいと思います。私も3人の健康な子どもを産んで育てたいって夢があって、もう33歳なのに彼もいたことなくて、恋愛もしたことなくって、ずっと不安で、もうこのままじゃお母さんになる事はできないんじゃないかとか、こんな私をパートナーに選んでくれる人っていないんじゃないかって不安です。まだ大丈夫と思わせてくれました。2015/11/16

charmy hitomi

1
年齢が上がるのと比例して上がるリスクのことも書かれていて、油断できないなと引き締めました。妊娠するだけでも大変だけど、妊娠後、つまり出産の時もやっぱり若い人とは違った気をつけ方があるんだなと。かと言って、35を越えたらダメってことなんてナイナイ。2015/05/02

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