こころライブラリー<br> 10歳までの子を持つ親が知っておきたいこと

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こころライブラリー
10歳までの子を持つ親が知っておきたいこと

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062597173
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0311

出版社内容情報

子どもの心は、お母さんとの関わり次第で大きく変わります。10歳までにどう関わることが必要なのか、多くの具体例とともに解説。10歳までの子育てで「すべきこと」「してはいけないこと」とは?
 ――多くの「悩めるよい子」を見てきた精神科医の「お母さんのための処方箋」

子どもの心の土台は、10歳ごろまでに固まり始めると考えられています。
そして、子どもの心に大きな影響を及ぼすのが、親とのかかわりです。
一見、何の問題もないように見える子どもであっても、
親の関係とあわせて子どものようすを振り返ってみると
「悩みのもと」が潜んでいたと思われることも少なくありません。
じつは、素直で親のいうことをよく聞く「よい子」ほど、心の問題を抱えがちです。
しかし、10歳までに「悩みのもと」に気づくことができれば、
軌道修正はさほどむずかしくないのです――。


《子どもが抱える「悩みのもと」をみつけるために、こんな「よい子」に要注意》
・好き嫌いを言わない
・自慢げにすることがない
・勉強や習い事をがんばりすぎる
・クラスの人気者で、誰からも好かれている

《「悩めるよい子」を育てるのは、お母さんのこんなかかわり方です》
・子どもの行動を何もかも指図する
・イライラをぶつけてしまう
・「あなたのため」と言って、子どもに無理をさせる
・子どもに期待しすぎる
・子どもの話への反応が薄い


★なぜ、「10歳まで」が大切?
……10歳までに生き方のベースができるからです
★なぜ、「よい子」が要注意?
……不登校、摂食障害、対人恐怖症などの心の病は10歳まで「よい子」だった子の思春期に起こりやすいのです
★なぜ、「悩めるよい子」が育ってしまう?
   ……子どもを親のペースに巻き込んでしまうからです
★10歳までの「習い事」で子どもを伸ばすには?
   ……子どもが好奇心を示すものに注目することが、才能を伸ばす基本です

第1章 「10歳まで」が大切なわけ
第2章 「よい子」は思春期に悩み始める 
第3章 「よい子」のどこが、なぜ問題? ――4つの特徴と「対応のしかた」
第4章 「悩めるよい子」を育てるかかわり方  
         ――問題のある4つの傾向と「お母さんのための処方箋」
第5章 10歳までの「遊び」と「習い事」で子どもを伸ばす


鍋田 恭孝[ナベタ ヤスタカ]
著・文・その他

内容説明

なぜ、「10歳まで」が大切?なぜ、「よい子」が要注意?なぜ、「悩めるよい子」が育ってしまう?10歳までの「習い事」で子どもを伸ばすには?「よい子」が抱える「悩みのもと」をみつけるために。多くの「悩めるよい子」を見てきた精神科医の「お母さんのための処方箋」

目次

第1章 「10歳まで」が大切なわけ(10歳までの体験が人生を決める;10歳までの悩みからは立ち直りやすい)
第2章 「よい子」は思春期に悩み始める(「よい子」は心のバランスを崩しやすい;摂食障害だったカレン・カーペンター ほか)
第3章 「よい子」のどこが、なぜ問題?―4つの特徴と「対応のしかた」(自分の主張がなさ過ぎる子、自分で選べない子;どこか不安や緊張の強い子 ほか)
第4章 「悩めるよい子」を育てるかかわり方―問題のある4つの傾向と「お母さんのための処方箋」(子どもの行動を規制し、過剰にコントロールする;不安・緊張・抑うつを抱えているとわかる ほか)
第5章 10歳までの「遊び」と「習い事」で子どもを伸ばす(「遊び」で子どもの力を伸ばす;「習い事」で子どもの才能を伸ばす)

著者等紹介

鍋田恭孝[ナベタヤスタカ]
愛知県生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。同精神神経科助手、同講師、宇都宮大学保健管理センター助教授、防衛医科大学校精神科講師、大正大学教授、立教大学現代心理学部教授を歴任。現在は、青山渋谷メディカルクリニック名誉院長、青山心理臨床教育センター代表として臨床にあたっている。医学博士、臨床心理士、日本精神神経学会認定専門医および指導医、欧州共同認定サイコセラピスト。日本青年期精神療法学会常任理事、日本サイコセラピー学会常任理事、日本心身医学会代議員、日本うつ病学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アズマ

15
色々と子供に影響を及ぼす母親が出てきました。親との関係性で子供はかなり変わってしまうことがわかりました。2018/10/28

mmaki

2
本書より抜粋「母親というものは、少しおろおろしながら、迷いながら子育てをするものだからです。子育てで迷うのは当然のことで、迷わないのは、子どもを見ていないか関心がないか、自分の見方ばかりに気持ちが集中しているためであることが多いのです」。ちょっと救われる。2015/10/29

ママっけろ

1
事例が多く参考になる2021/07/15

光雲

1
カレン•カーペンターや飯島愛など有名でも精神的に不安定だった人の過去を読んで胸が痛くなった。指図しすぎると自分から動けない子になる(小4以降)、親も肝に銘じます。2021/05/04

SNOOPY

1
読んでいくとどんどん子育てが怖くなる内容もありました。子供と良く関わることが大切なことが書かれています。2016/11/22

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