出版社内容情報
頭痛薬を飲み続けていると、かえって頭痛がひどくなってしまう?! そんな「薬物乱用頭痛」との賢いつきあい方を頭痛専門医が指南。頭痛薬を飲んでいるのに、頭痛がひどくなってしまったら、それは「薬物乱用頭痛」かもしれません。
きちんとした知識があれば、薬物乱用頭痛とのつきあい方や、自分に合った治療法がわかります。
頭痛診療の名医が、基礎知識から最新治療までをていねいに解説。
《○? ×? 薬物乱用頭痛のこと、正しく知っていますか?》
・薬物乱用頭痛とは、頭痛薬を過剰に飲むことによって頭痛がひどくなる病気である
・薬物乱用頭痛の「もともとの頭痛」は片頭痛である
・薬物乱用頭痛になったら、頭痛薬の服用は止めなければいけない
・薬物乱用頭痛は高齢になるまで続く病気である
――答えは本書の中に
「薬物乱用頭痛」とは、簡単に言うと、片頭痛を抱える人が治療薬を過剰に飲むことによって、頭痛の頻度が増え、痛みの程度も悪化してしまう病気です。
片頭痛は基本的には一生の疾患と考えておかなければならず、短期的な対応だけでは治療はうまくいきません。薬物乱用頭痛も同様です。さほど心配ないと考えてよい場合から、長期的計画で薬を減らしていかなければならない場合まで、それぞれの段階に応じた対処法を選択する必要があります。
――「はじめに」より
第1章 「薬物乱用頭痛」とは?
第2章 片頭痛の基礎知識
第3章 グレード別・薬物乱用頭痛の対策と治療
第4章 薬物乱用頭痛のボツリヌス治療
第5章 薬物乱用頭痛の誤診
寺本 純[テラモト ジュン]
著・文・その他
内容説明
頭痛薬を飲んでいるのに、頭痛がひどくなってしまったら?きちんとした知識があれば、薬物乱用頭痛とのつきあい方や、自分に合った治療がわかります。頭痛診療の名医が教える最新治療。
目次
第1章 「薬物乱用頭痛」とは?(誤解される「薬物乱用頭痛」;薬物乱用頭痛の診断基準 ほか)
第2章 片頭痛の基礎知識(頭痛は大きく2つに分けられる;片頭痛の特徴 ほか)
第3章 グレード別・薬物乱用頭痛の対策と治療(治療を始める前に知っておきたい7つのこと;患者の症状を正視する医師を見つける ほか)
第4章 薬物乱用頭痛のボツリヌス治療(ボツリヌス治療とは?;頭痛への効果の発見 ほか)
第5章 薬物乱用頭痛の誤診(「薬を多用=薬物乱用頭痛」の間違い;緊張型頭痛 ほか)
著者等紹介
寺本純[テラモトジュン]
1950年生まれ。名古屋大学医学部卒業。国立武蔵療養所・神経センター(現・国立精神・神経医療研究センター)、奈良県立医科大学神経内科、名鉄病院神経内科部長を経て、1996年、名古屋に寺本神経内科クリニックを、2010年、東京に八重洲痛みの診療室を開設。頭痛診療の名医として、テレビや雑誌でも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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