出版社内容情報
誰もが戸惑う思春期。勉強の遅れ、いじめや異性関係、進路など。この難しい時期に障害をもつ子どもをどう支えればよいか。アスペスガー症候群、ADHD、LDといった発達障害がある子どもは、思春期でどんなことに悩んでいるのか。この難しい時期に障害をもつ子どもをどう支えればよいか。勉強や進路のこと、いじめやけんか、異性関係、進路のことなど様々な問題を取り上げ、家庭内の協力や学校との連携の仕方など支援の基本を通級指導教室のスーパー教師がわかりやすく解説。思春期の子どもの力を引き出すヒントが満載の書です。
第1章 中学生のころはアイデンティティに悩む
第2章 大人が落ち着くと子どもが落ち着く
第3章 行動をみるだけでなく背景を考える
第4章 勉強、人づきあいの上達が自己評価を高める
第5章 進路選びは自立の第一歩
月森 久江[ツキモリ ヒサエ]
監修
内容説明
通級指導教室のスーパー教師が悩みに答える!学習に集中できる、人づきあいがうまくいく…思春期の子どもの力を引きだすヒントが満載!ワイドで見やすいひと目でわかる。
目次
1 中学生のころはアイデンティティに悩む(ケース 友人とのかかわり方がわからず孤立するCくん;ケース 教室になじめず、登校をしぶるDくん ほか)
2 大人が落ち着くと子どもが落ち着く(保護者の気持ち 「わが子がわからなくなってきた」という不安;子どもの気持ち 親の不安は子どもにも伝わる ほか)
3 行動をみるだけでなく背景を考える(支援の目的 将来、社会に出るためのスキルを学ぶ;問題の背景 目にみえる問題は氷山の一角 ほか)
4 勉強、人づきあいの上達が自己評価を高める(授業 指示・課題はスモールステップにわける;家庭学習 勉強の習慣化は親のはげましが有効 ほか)
5 進路選びは自立の第一歩(相談 特別支援教育で子どもの能力を引きだす;相談 専門機関に子どもへの対応を相談する ほか)
著者等紹介
月森久江[ツキモリヒサエ]
杉並区立中瀬中学校教諭、通級指導教室「中瀬学級」担任。高機能広汎性発達障害、AD/HD、LDなどの発達障害がある中学生のための指導をおこなう。現在、早稲田大学大学院教職研究科非常勤講師も兼任。日本LD学会会員、日本学校教育相談学会会員、日本LD学会認定の特別支援教育士スーパーバイザーとしても活躍。第40回博報賞特別支援教育部門個人賞と、文部科学大臣奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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