健康ライブラリーイラスト版
職場不適応症―会社内で急増する適応障害のことがよくわかる本

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  • サイズ B5判/ページ数 99p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062594332
  • NDC分類 493.49
  • Cコード C2347

内容説明

入社後すぐ辞める、遅刻や欠勤が多い…会社に出られなくなる心の病。原因と対処法を具体的事例と共に徹底解説。

目次

1 職場に出られなくなる三つの大きなきっかけ(ケース1―配属後まもなく朝、起きられなくなった;新入社員―社会に出て、理想と現実のギャップを知る ほか)
2 背景にあるのは心の病気か本人の性格か(適応障害―仕事になじめず、支障をきたす;不安障害―病的な不安をかかえ、日常生活が困難に ほか)
3 周囲は心の病気に気づき、受診を勧める(気づく―病気かどうか、二つのポイントに注目する;相談―孤立させると傷口が深くなっていく ほか)
4 復職はもとの職場?あるいは異動、退職も(治療―ストレスと向き合う能力を高める;治療―医師から今後の見通しと注意点を聞く ほか)
5 対応が困難な例と解決へのアドバイス(遅刻や欠勤が多く、忙しくても残業を拒否して帰ってしまう;診断書を出しては休職。くり返してすでに五年たったが ほか)

著者等紹介

渡辺登[ワタナベノボル]
1976年日本大学医学部卒。80年同大学院(精神医学)修了。医学博士。84年国立精神衛生研究所研究員、厚生省保健医療局精神保健課併任。86年国立精神・神経センター精神保健研究所研究室長。現在は日本大学医学部精神医学分野教授、駿河台日大病院精神神経科部長。91年冲永賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

桃の種

4
病気の勉強。つまづいた体験は心を成熟させる。2020/01/06

赤猫

3
職場に馴染めない人だけでなく多くの周りの人にも読んでほしい本。きっかけは人間関係、適性の乏しさ、過重労働などあるんだろうが、一番は相談できずに行き詰まるからなんだろうな。心の病の説明だけでなく、診断書や復職、異動についての項目もあるから役職者などは読んで頭の片隅にでも覚えておくといいかも。2015/11/14

いのふみ

2
一口に「職場不適応症」と言っても、適応障害、(非定型)うつ病、双極性障害、境界性パーソナリティー障害、統合失調症、パニック障害等さまざまなものを含んでいるので、判断は慎重さを要する。上司を主として周囲の繊細な対応が求められるが、対応によっては他の従業員の間に不公平感が醸されることにもなる。安易に復帰させないことも含めて、復帰まで(退職も視野に入れて)根気強く見守っていく必要がある。2021/07/01

けろん

1
温室育ちのまま入社し、現実の厳しさに唖然する。その結果、こんなはずじゃなかった、自分に合った仕事や職場があるはずだと誤算を嘆き、逃避的な考えが浮かぶ。適性の乏しさ。2021/05/18

ふじわらこじゅ

1
「本当にうつ病の人は自分からうつの診断書を出さない」的なフレーズに衝撃。休職の際、無断欠勤になる前に一刻も早く相談をし、仕事に穴を開けないという気持ちで診断書を提出したが、この本を見て、詐病と思われてるのかな、とがっかりした。別の方監修のほかの講談社健康ライブラリーの本にも嫌味か…?という文があり、もうこちらの出版物とは距離を置くこととする。。2019/02/24

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