健康ライブラリー 月経の前だけうつ病になってしまう女性たち―ＰＭＤＤ（月経前不快気分障害）を治す

山田 和男【著】

講談社（2008/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 196p／高さ 19cm
• 商品コード 9784062592888
• NDC分類 495.13
• Cコード C2347

出版社内容情報

判型：四六判
頁数：200p
造本・体裁：仮製・薄表紙・カバー

生理前に重い心身の不調で困っていませんか

女性の８割が生理前にはＰＭＳという軽い不調に陥るが、ひどい落ち込みやイライラで日常生活や人間関係まで不調に陥ったら、それはＰＭＤＤという別の病気です。

内容説明

月経の前になるたび、ひどい落ち込みや、はげしいイライラで、日常生活も人間関係もおかしくなっていませんか？

目次

１　ＰＭＤＤという病気があることを知っていますか？
２　月経の前ごとにこんな不調で困っていませんか？
３　どうしてＰＭＤＤになるのでしょうか？
４　ほかの病気とまちがわれていませんか？
５　適切な治療を受けていますか？
６　婦人科へいくか、精神科へいくかで迷っていませんか？
７　再発することを心配していませんか？
８　どうすれば信頼できる医師が探せるでしょうか？
９　こんな疑問を持っていませんか？―患者さんからのよくある質問

著者等紹介

山田和男［ヤマダカズオ］
１９６７年生まれ。慶応義塾大学医学部卒業。慈雲堂内科病院精神科、慶応義塾大学医学部漢方クリニック助手、同大学医学部東洋医学講座専任講師、山梨大学医学部精神科神経科講師、東京女子医科大学東医療センター精神科講師を経て、２００７年、東京女子医科大学東医療センター精神科准教授。専門は臨床精神薬理学。精神保健指定医、精神科専門医、漢方専門医・指定医、日本臨床精神神経薬理学会認定専門医・指導医（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。]

やはり、女性は苦労する？！( •̀ㅁ•́;)女性に敬意を？！( •̀ㅁ•́;)男性は分かってやらんとならん？(?_?)

2020/02/02

[くろまによん]

ＰＭＳの精神症状が強すぎる人はＰＭＤＤの疑いあり。ただし両者の違いはかなり繊細な問題だ。重度のＰＭＳと軽度のＰＭＤＤの差はわかりにくい。漢方よりもＳＳＲＩを飲んだ方がいいという記述があったが、まさにそうだと思う。漢方だって人が死ぬレベルの副作用が出たりするもんだ。やはり、治すには薬物療法が一番現実的。ＰＭＤＤをしっかりと理解している病院にかかり、薬を飲むのが一番なんだよなぁ。

2014/09/04

[のり]

月経前にイライラ、メソメソすることがあるので気になって手に取りました。PMSとPMDDの違いがよくわかりました。正直、精神科にかかって身の上話を事細かに語ることや、お薬を飲むのには抵抗があります。行きたいと思っても家族に不快感を露わにされ、止められそうな気もします。家族の後押しがあれば行けそうですが、なかなか難しいですね。

2014/03/01

[Paku501]

月経前の不快な症状を軽減できるヒントなどが書いてあるのかなと思い気軽に読んだら。違った、月経前だけうつ病になる病気があるんだ。お薬も具体的に明記あり。

2010/05/19

[サワ]

PMSとPMDDの違いがよく分かってとても参考になった。精神症状が強いPMSの人は読んでみるといいと思う。