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脳のリハビリQ&A―高次脳機能障害の克服法 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062592703
  • NDC分類 493.73
  • Cコード C2347

内容説明

脳が病気になったとき脳の働きはどのように破綻していくのだろうか。脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血などの病気で脳に障害が起きると、ことばを失う(失語症)、動作の障害(失行症)、記憶障害、認知症などの「高次脳機能障害」をかかえてしまう。その障害は脳のどの部分が壊れたときに起きるのか、回復はできるのか、リハビリは有効なのか、さまざまな疑問にやさしく答える。

目次

1 脳に障害を起こす病気
2 失語症とリハビリ
3 失行症とリハビリ
4 半側空間無視とリハビリ
5 失認とリハビリ
6 記憶障害とリハビリ
7 認知症とリハビリ
8 情動の障害

著者等紹介

武田克彦[タケダカツヒコ]
1953年生まれ。国際医療福祉大学附属三田病院神経内科部長。東京大学医学部卒。東大医学部附属病院神経内科助手を経て、ミラノ大学神経心理学ビジアック教授のもとに留学。帰国後、三井記念病院神経内科科長、東京都神経科学総合研究所リハビリテーション研究部門副参事研究員、日赤医療センター神経内科部長を経て、現在にいたる。帝京大・東大医学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

itokake

15
高次脳機能障害の本。著者は医師。豊富な経験を持つことが素人でもわかる。失語、失行、失認、半側空間無視、記憶障害、認知症等について、症例の具体的な説明と、なぜ障害が起きるのか、リハビリは何をしたらいいのかが非常にわかりやすく書いてある。半側空間無視は1か月以上も続くことは少ない、と本書で初めて知った。一番うれしかった。山田規畝子さんの本では、半側空間無視の症状が切々と書かれていた。本は2006年発行。当時、学術用語として脳血管性「痴呆」がまだ現場では使われていた。2024年の今はすっかり「認知症」が定着。2024/03/01

Humbaba

7
脳というのは,一度作られたらその後再生しない.そのため,障害を持ってしまうと元の状態に戻ることはほぼ不可能である.それでも,リハビリをすればしないよりずっとましになる可能性が高い.リハビリをしたことがない状態であれば,例えかなり時間がたった後でも,効果がある可能性はある.2013/02/23

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