講談社選書メチエ<br> 連続講義 現代日本の四つの危機―哲学からの挑戦

個数:
電子版価格 ¥1,782
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

講談社選書メチエ
連続講義 現代日本の四つの危機―哲学からの挑戦

  • 齋藤 元紀【編】
  • 価格 ¥1,944(本体¥1,800)
  • 講談社(2015/08発売)
  • クリスマスポイント2倍キャンペーン
  • ポイント 36pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2016年12月03日 18時41分現在)

    【出荷予定日】(お取り寄せを除く)
    ■午前0時~午前10時30分までのご注文は「当日出荷」
    ■午前10時31分~午後(夜)11時59分までのご注文は「翌日出荷」
    ■医学系書籍のご注文は「翌日~3日後に出荷」

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。

    ●店舗受取サービス(送料無料)をご利用いただけます。
    【カートに入れる】を選択後に全国店舗の中からお受け取り店をご指定下さい。詳細はこちら
  • ●この商品は国内送料無料です。
  • サイズ B6判/ページ数 343p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062586085
  • NDC分類 104

内容説明

人口減少と高齢化が避けられず、テロと戦争の不安は増大し、知の中核であるはずの大学では人文学が放逐される…日本は未来に光が見えない時代を生きている。尽きせぬ不安の源にまなざしを向ければ、「知」、「ことば」、「いのち」、「戦争」という“四つの危機”がある。日本を代表する12人の哲学者がこれらの危機の本質を照らし、打開策を探る。圧倒的支持を得た連続講義、ここに完全再現!

目次

第1部 知の危機(日本の近代化と啓蒙の意義と課題―人間の心と社会の「成熟」を考える;現代における心の危機―依存症と自律性の喪失;大学の危機と哲学の問い)
第2部 ことばの危機(対話としての哲学の射程―グローバル時代の哲学プラクティス;民主主義の危機と哲学的対話の試み;言葉が開く宇宙―『おくのほそ道』に学ぶ)
第3部 いのちの危機(危機と/の固有性、あるいは危機の形而上学―ハイデガーとジャンケレヴィッチを手がかりに;「世界の終わり」と世代の問題;危機の時代とハイデガー)
第4部 戦争の危機(戦争と戦争のあいだ―サルトルのアンガジュマン思想;アウシュヴィッツ以後の哲学―表象不可能性と生き延びの生;はじまりについて)

著者紹介

齋藤元紀[サイトウモトキ]
1968年生まれ。法政大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、高千穂大学教授。専門は、解釈学・哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

「知」「ことば」「いのち」「戦争」という「四つの危機」を取り上げた哲学者たちの格闘の記録。ライヴ感あふれる講義を完全再現。

本書は、2014年9月から2015年1月にかけて高千穂大学で行われた連続講義を基にしたものである。日本を代表すると言っても過言ではない12名の哲学者たちが、一般の聴衆を前に「現代日本の危機」を提示し、その打開策を探る「哲学からの挑戦」の試みは、大きな反響を呼んだ。本書は、熱のこもった会場の模様を再現することを目指し、ライヴ感あふれる口語体による連続講義として編まれる。編集には、現在注目を集めている気鋭の哲学者があたった。
「実学優先」が叫ばれ、「哲学や人文学など不要だ」という暴論まで平気で口にされる現状の中で、「知」の拠点であるはずの大学は、まさしく存亡の危機にある。また、インターネットをはじめとする情報通信技術の発展によって、グローバルな規模でのコミュニケーションは確かに加速したが、逆説的にも、それに比例して「ことば」はただの消費材と化し、思慮ある議論の場は急速に失われつつある。そうして、一見、高度に成熟したように見える社会の背後では、人が生まれて死ぬという「いのち」の事実に対する感性は鈍くなり、世界各地でテロをはじめとする、従来の観念では捉えきれない「戦争」の現実味がかつてなく高まっていることは言うまでもない。
本書は、ここに掲げられた「知」、「ことば」、「いのち」、「戦争」という「四つの危機」を正面から取り上げ、立ち向かおうとした哲学者たちによる真剣な格闘の記録である。歴史を振り返れば、哲学はいつも時代の危機と闘う役割を担ってきた。哲学によってしか打破できない危機があり、哲学によってしか切り拓かれない未来がある。その未来の姿は、本書の中で生きた言葉を通して指し示されている。

はじめに(齋藤元紀)

第I部 知の危機
第1講 日本の近代化と啓蒙の意義と課題(牧野英二(法政大学教授))
第2講 現代における心の危機と哲学(信原幸弘(東京大学教授))
第3講 大学の危機と哲学の問い(西山雄二(首都大学東京准教授))

第II部 ことばの危機
第4講 対話としての哲学の射程(梶谷真司(東京大学教授))
第5講 民主主義の危機と哲学的対話の試み(小野原雅夫(福島大学教授))
第6講 言葉が開く宇宙─―『おくのほそ道』に学ぶ(魚住孝至(放送大学教授))

第III部 いのちの危機
第7講 危機の/と固有性、あるいは危機の形而上学(斎藤慶典(慶應義塾大学教授))
第8講 「世界の終わり」と世代の問題(森 一郎(東北大学教授))
第9講 危機の時代とハイデガー(高田珠樹(大阪大学教授))

第IV部 戦争の危機
第10講 戦争と戦争のあいだ(澤田 直(立教大学教授))
第11講 〈アウシュヴィッツ以後〉の哲学(宮崎裕助(新潟大学准教授))
第12講 はじまりについて(矢野久美子(フェリス女学院大学教授))

おわりに(齋藤元紀)

【著者紹介】
1968年生まれ。2002年、法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学。博士(哲学)。現在、高千穂大学人間科学部教授。専門は、哲学・倫理学・思想史。著書に、『存在の解釈学』(法政大学出版局、2012年)、『ハイデガー読本』(共著、法政大学出版局、2014年)ほか。訳書に、トム・ロックモア『カントの航跡のなかで』(共訳、法政大学出版局、2008年)ほか。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件