講談社選書メチエ<br> 源実朝―「東国の王権」を夢見た将軍

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講談社選書メチエ
源実朝―「東国の王権」を夢見た将軍

  • 坂井 孝一【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062585811
  • NDC分類 289.1

内容説明

建保七年(一二一九)一月二十七日、鎌倉鶴岡八幡宮社頭。大雪のなか右大臣実朝は甥・公暁の凶刃に斃れる。以来八百年、その人物像は誤解されつづけてきた。「文弱の貴公子」「憂愁と孤独の人」「北条氏の傀儡」…。しかし、歴史学の眼で和歌に向きあうとき、別の声が聞こえてくる。政治状況の精緻な分析と、歌句への犀利な読みこみが、青年将軍の真の姿と夢を明らかにする!

目次

プロローグ 出でていなば主なき宿となりぬとも
第1章 擁立の舞台裏
第2章 成長する将軍
第3章 歴史家の視線で読む和歌
第4章 建暦三年の激動
第5章 未完の東国王権
エピローグ 新たな実朝像の創出

著者紹介

坂井孝一[サカイコウイチ]
1958年、東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。現在、創価大学教授。専攻は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

詩魂を以て史料に対し、史眼を以て和歌に向き合うときにみえてくるものとは何か? 「文弱の貴公子」という八百年来の誤解を解く快著

「悲劇の将軍」「文弱の徒」「青白きインテリ」「北条氏の傀儡」……。多くの人の抱く三代将軍実朝のイメージはこのようなものでしょう。太宰治や小林秀雄、吉本隆明もつまるところ同様の解釈から逃れられてはいません。
 文学側のこうしたイメージのいっぽうで歴史学の側も実朝像を捉えかねているきらいがありました。これは彼が若くして暗殺されてしまった以上、しかたのないことではありますが、やはり承久の乱後に固まった鎌倉優位の政治構造を、それ以前の時代に投射した論、すなわち結果から過去を規定してしまったものといえます。しかし、近年の鎌倉幕府成立史研究は頼朝の晩年から承久の乱までの時期の京都と鎌倉の関係はきわめて流動的であり、事態がどう転んでもおかしくなかったことを明らかにしているのです。
 詩魂を以て史料に対し、史眼を以て和歌に向き合わねばなりません。そのときにみえてくるのは「東国の王権」を夢見た男の肖像であり、その歌も、京の公家との縁組みも、有名な宋への渡航計画もまったく違った姿ををあらわしてきます。兄の失脚と暗殺からその位についたという経緯も、当時の政治的諸相から判断すればけっして彼のトラウマになどなっていなかったといっていいのではないか。当然、暗殺事件の背景の検討もしますが、おそらくそれは従来の北条義時黒幕説にはならないはずですし、永井路子の三浦義村首謀者説の慎重な吟味も必要になるでしょう。
 本書は『源平合戦の虚像を剥ぐ』『後白河法皇』『頼朝の精神史』『大仏再建』など鎌倉時代史研究をリードしてきた選書メチエが送る、「八百年来の誤解」から実朝を解放する一書であります。

第一章 実朝擁立の舞台裏

第二章 成長する将軍

第三章 青年将軍の歌

第四章 激動の一年

第五章 未完の東国王権

エピローグ ─新たな実朝像の創出

【著者紹介】
坂井孝一(さかい・こういち)
1958年東京生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院修了。現在、創価大学教授。
専攻は鎌倉時代初期政治史 。「曽我物語」を政治史と文学の両面から照射した諸論文は高い評価を得ている。
著書に『曽我物語の史実と虚構』(吉川弘文館、2000 )などがある。

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