出版社内容情報
イエスの復活を告げる若者。イエス逮捕時に逃亡した若者。彼らは同一人物なのか。言語学的にその謎に迫り、福音書の構造を読み解く。
イエスの逮捕時に逃亡した若者。墓でイエスの復活を告げる若者。
同一人物なのか? そして、その「若者」の正体とは?
最古のマルコ福音書と、マタイ、ルカ福音書との記述の違いを手がかりに、言語学の分析手法を用いて、福音書の構造を鮮やかに解き明かす一冊。
プロローグ 複数の「復活」物語
第一章 最初に書かれた福音書
第二章
内容説明
イエスの逮捕時に逃亡した若者。墓でイエスの復活を告げる若者。同一人物なのか?そして、その「若者」の正体とは?最古のマルコ福音書と、マタイ、ルカ福音書との記述の違いを手がかりに、福音書の構造を鮮やかに解き明かす一冊。
目次
第1章 最初に書かれた福音書
第2章 逃亡する「若者」は誰だといわれてきたか
第3章 「筆者マルコ説」の台頭
第4章 『秘伝のマルコ福音書』の発見
第5章 逃亡する「若者」と墓の「若者」は同じ人物か
第6章 テクストとしてのマルコ福音書
第7章 マルコ福音書の文学構造
第8章 削除された「若者」―マタイ福音書とルカ福音書
著者等紹介
溝田悟士[ミゾタサトシ]
1976年、広島県生まれ。愛知大学大学院国際コミュニケーション研究科修士課程修了後、広島大学大学院総合科学研究科博士課程後期修了。オランダ・ユトレヒト大学言語学研究所客員研究員を経て、現在、広島大学大学院総合科学研究科研究員。専攻はテクスト言語学・歴史学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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