出版社内容情報
昭和戦前の社会を席捲した社会主義、議会主義、農本主義、国家社会主義。4つの思想は、どのように生まれ、破綻していったか。
昭和戦前の社会を席捲した社会主義、議会主義、農本主義、国家社会主義。4つの思想は、どのように生まれ、破綻していったか。
【著者紹介】
1956年生まれ。
一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。現在、学習院大学教授。
専攻は、日本政治外交史。
主な著書に、『危機のなかの協調外交』『日本外交史講義』『アジア主義を問いなおす』『日中戦争下の日本』など多数。
内容説明
関東大震災の三年後に始まった戦前昭和とは、審災復興=国家再建の歴史だった。社会主義、議会主義、農本主義、国家社会主義という四つの国家構想が、勃興しては次の構想に移っていく展開の過程として、戦前昭和を再構成する。
目次
1 社会主義(最先端の知のモード;“革命”の希望;普通の衝撃;“革命”の挫折)
2 議会主義(「昭和維新」;二大政党制の展開;議会主義に対する懐疑;二大政党制の崩壊)
3 農本主義(農本主義―歴史的伝統の再発見;危機のなかの農本主義;五・一五事件;農本主義から「ファシズム」へ)
4 国家社会主義(「独裁政治」対政党政治;新党構想;新体制の形成;新体制の現実)
著者等紹介
井上寿一[イノウエトシカズ]
1956年、東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業。同大学院法学研究科博士課程、同大学法学部助手などを経て、学習院大学法学部教授。法学博士。専攻は、日本政治外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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