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講談社選書メチエ
西洋哲学史〈3〉「ポスト・モダン」のまえに

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  • サイズ B6判/ページ数 398p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062585163
  • NDC分類 130
  • Cコード C0310

出版社内容情報

いよいよ全巻完結! 話題沸騰、哲学史を変える「西洋哲学史」待望の第3巻刊行! デカルトからハイデガーまで哲学史の脈動を追う

いよいよ全巻完結! 話題沸騰、哲学史を変える「西洋哲学史」待望の第3巻刊行! デカルトからハイデガーまで哲学史の脈動を追う

【著者紹介】
一九五二年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。現在、専修大学教授。専攻は、西洋古代哲学、哲学史。主な著書に、『プラトンと反遠近法』『ニーチェ―どうして同情してはいけないのか』『フーコー―他のように考え、そして生きるために』『魂(アニマ)への態度』など。

内容説明

神という絶対的な真理と人間の理性をめぐって、多様な思索が交錯する―。近世に呼び戻されたヘレニズム哲学。デカルト、ホッブズ、スピノザ。そして、アリストテレス哲学の展開からヘーゲル、マルクス、ハイデガーへ。近代へ向かう哲学史の脈動を、鮮やかにとらえた論考を収載。また、シリーズ全4巻の人名・書名総索引を附す。

目次

序論 アウグスティヌス主義の射程・素描
1 ヘレニズム復興
2 近世スコラと宗教改革―ルター主義者とアリストテレス哲学
3 デカルトと近代形而上学
4 ホッブズとスピノザ―われわれは自分の外にいる
5 アリストテレスの子供たち―ヘーゲル・マルクス・ハイデガー
附録 人名・書名総索引

著者等紹介

神崎繁[カンザキシゲル]
1952年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。現在、専修大学教授。専攻は、西洋古代哲学、西洋古典学

熊野純彦[クマノスミヒコ]
1958年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。現在、東京大学教授。専攻は、倫理学、哲学史

鈴木泉[スズキイズミ]
1963年生まれ。東京大学大学院博士課程中途退学。現在、東京大学准教授。専攻は哲学、とくに西洋近世および現代フランス哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

amanon

3
最初の二章がかなり読み辛かった。いずれもこれまでの哲学史では言及されなかった哲学者が取り上げられている上、それらの哲学者に注釈が施していないのはあまりに不親切。後、度々ルターの宗教改革に言及しているのにも拘わらず、その概略も触れていないのはいかがなものか?ただ、そうした難点をあえて度外視すれば、これまでにないユニークな西洋哲学史というということで、かなり読み応えはある。個人的には、五章でマルクスの古典ギリシャ文学の素養、及びアリストテレスの『ニコ倫理学』からの影響に言及しているのが興味深かった。2014/07/23

Choloepus

1
ホッブスとスピノザおもしろいなあ。スピノザなんてほとんどSFではないか2013/08/26

R

0
中世から近世にかけていかにアリストテレスが影響力を持ったかということを説明してる。スコラ哲学に導入されたのはもちろん。スコラ哲学後の哲学者たちも何らかの形で向き合っている。近世以降の巨人たちが向き合っているのだから現在のわれわれも向き合わざるを得ない。2021/08/09

tamioar

0
中世哲学を丹念に読み込んだからか、朧げに近世哲学が見えてきた。2020/05/13

きひら

0
熊野先生と村上先生の章のみ。前者は『西洋哲学史』のアウグスティヌスの章を補完する内容で、とても勉強になった。暇をみつけて、ヘレニズム復興の章と上野先生のスピノザ・ホッブズ論も読みたい。2018/12/19

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