講談社選書メチエ<br> 治癒の現象学

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講談社選書メチエ
治癒の現象学

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062585002
  • NDC分類 493.71

内容説明

人が「回復する」こと、とくに不安や精神の病から回復するとは、いったいどのような出来事なのか。「治る」という不可思議な経験の意味と構造を求めて、フッサール以来の現象学が培ってきた「経験の構造」の探究を、精神病理学の臨床的知見と交叉させて、あらたな地平を切り拓く試み。

目次

序章
第1章 夢と自然治癒―フロイトの「イルマの注射の夢」
第2章 芥川龍之介の不安
第3章 沈黙と夢―空想身体の運動
第4章 超越論的テレパシー―二人で作る創造性
第5章 椅子とうんちの物語―行為の型と現実を囲い込む状況X
第6章 原ユートピア―現実の反転について
終章 ジャン・ジュネの歌―超越論的テレパシーに抗して
結語 空想身体の自由としての治癒

著者紹介

村上靖彦[ムラカミヤスヒコ]
1970年、東京都に生まれる。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第七大学)。現在、大阪大学大学院人間科学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

精神が回復すること、その構造を哲学する!人が病から、とくに精神の病から回復するとは、いったいどのような出来事なのか。「治る」という不可思議な経験の意味を求めて、気鋭の現象学者が鋭く考察する!