講談社選書メチエ<br> 儒教と近代国家―「人倫」の日本、「道徳」の韓国

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講談社選書メチエ
儒教と近代国家―「人倫」の日本、「道徳」の韓国

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062583664
  • NDC分類 121.53
  • Cコード C0312

内容説明

同じく儒教を政治思想の基盤としながら、日本と韓国はなぜ、異なる近代化の道をたどったのだろうか。伊藤仁斎に代表される近世儒学の人倫論と、水戸学、明治憲法、教育勅語の関係とは。朱子学を柱とする韓国は、いかにして文明開花から戦後の朴正煕大統領の維新憲法にまで至ったか―。両国の近代と政治思想を問い直す画期的論考。

目次

第1章 近代国家の基盤思想としての近世儒教
第2章 西洋文明の登場とその受け入れ方
第3章 日本の近代国家への移行
第4章 日本の近代国家の思想的組み立て
第5章 韓国の近代思想の諸相
第6章 韓国の維新憲法と国民教育憲章

著者等紹介

朴倍暎[パクベエヨン]
1967年、韓国生まれ。韓国成均館大学校儒学大学韓国哲学科卒業および同大学大学院修士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程(倫理学)修了。博士(文学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部(倫理学)助手。専攻は倫理学・日本倫理思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

無重力蜜柑

9
明治日本が西欧の文物を輸入するにあたり知的基盤となったのが儒教であったことはよく知られている。本書では特に憲法や国民道徳、文明開化思想を扱う。が、韓国(大韓民国という意味ではなく李氏朝鮮時代からを含む韓半島)におけるそれらを検討し、「儒教と近代国家」の日韓比較を行なっているのが非常にユニーク。筆者曰く、両者の違いは副題にある通り「『人倫』の日本と『道徳』の韓国」として要約できる。それは形而下における人と人の関係の調整に終始した日本と、形而上における道徳的理想の追求を諦めなかった韓国という対比だ。2024/08/06

まじょるか

1
「明治日本を精神的かつ体制的に支えた明治憲法と教育勅語は、国学の天皇論と儒教思想との結合によって構築された理論。」▼「韓国では儒教と言えば朱子学を意味する。」 理気論では純粋で雑なものが一つも混じってないのが理の最高の状態であり、人は理を目指さないといけない。▼文明開化における啓蒙の意味とは?西欧では市民階級が封建的な束縛から逃れるための根拠として扱われた理論である。国家はそんな自由人の権利を保護するだけで十分という考え。日韓の啓蒙はいかに国家の概念を立てるか。理性の確保の最終目的は国家だった。2015/04/14

tkm66

0
タイトルほど面白くなかったんじゃないかな、との覚え。2006/11/18

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