講談社選書メチエ
「株式会社」長崎出島

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062583367
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0321

内容説明

街全体が丸ごと「会社」だった不思議な都市。対外貿易のためだけに創られ、事業所長=奉行からプロフェッショナルな地役人、テクノクラート・オランダ通詞、そして長屋住まいの日雇い稼業の労働者から丸山の花魁にいたる全住民が組織化され、街をあげて貿易会社の社員のように働いていた。日本の出島=江戸時代の長崎を活写する。

目次

序章 「組織」としての都市
第1章 貿易と繁栄
第2章 「株式会社長崎」の誕生―出島・唐人屋敷・長崎会所
第3章 長崎のお役人たち
第4章 貿易都市・歓楽都市
第5章 都市と組織の間で
終章 ボーダーを越えて

著者等紹介

赤瀬浩[アカセヒロシ]
1961年、長崎市生まれ。長崎大学教育学部卒業。上越教育大学大学院学校教育研究科修了。長崎県公立学校教員。専門は、江戸期長崎の町人の研究
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

3
独特な文化を形勢した長崎出島。オランダやイギリスなどの西欧との関係についても詳しく触れられており勉強になります。2018/03/31

150betty

1
(☆4)犯科帳なる江戸時代長崎での犯罪の記録の本を読んで興味が湧きました。長崎での犯罪は抜け荷、密輸が多かったそうで、遊女を介した抜け荷も多かったそうですけど。だから遊女が外人に贈り物もらうの自体が違法かと思ってたら、届け出さえすれば所定の量までは贈り物をもらうのもokだったんですね。内容的に年代別で話を分けてくれるとも少し分かり良かったかな。2014/01/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/77384
  • ご注意事項

最近チェックした商品