講談社選書メチエ<br> ヒンドゥー教―インドという“謎”

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ヒンドゥー教―インドという“謎”

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062582995
  • NDC分類 168
  • Cコード C0314

出版社内容情報

3000年の歴史、8億人が信じる宗教とは?

ヒンドゥー教は8億人が信奉する民族宗教。奇々怪々な神像の意味するものは?輪廻転生をなぜ信じるのか?インダス文明からガンディーまで、深遠なウパニシャッドから熱烈なバクティ信仰まで、多にして一、一にして多、変幻自在なインドの<基層>を解き明かす。


第1部 ヒンドゥー教への誘い
第2部 ヒンドゥー教の思想と歴史


山下 博司[ヤマシタ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

ヒンドゥー教は8億人が信奉する民族宗教。奇々怪々な神像の意味するものは?輪廻転生をなぜ信じるのか?インダス文明からガンディーまで、深遠なウパニシャッドから熱烈なバクティ信仰まで、多にして一、一にして多、変幻自在なインドの“基層”を解き明かす。

目次

第1部 ヒンドゥー教への誘い(「インド的なるもの」への旅立ち―ヒンドゥー教を育んだ自然と大地;ヒンドゥー教とは何か?―ヒンドゥー教史入門;ヒンドゥー教徒の暮らしと宗教世界―「食」に息づく生命への想い;ヒンドゥー教の時間論と宇宙論―輪廻する時間、輪廻する宇宙;ヒンドゥー教の神々と祭り ほか)
第2部 ヒンドゥー教の思想と歴史(インダス文明と原ヒンドゥー教―ヒンドゥー文化の祖型をなすもの;ヴェーダ聖典とバラモン教;ウパニシャッドの哲学と自由思想家の活躍;インド正統派思想の成立―六派哲学の諸体系;不二一元論とヒンドゥー教有神論思想の確立―「無属性のブラフマン」から主宰神へ ほか)

著者等紹介

山下博司[ヤマシタヒロシ]
1954年生まれ。東北大学文学部卒業。同大学院文学研究科博士課程をへてマドラス大学哲学科博士課程修了。哲学博士。現在、東北大学大学院国際文化研究科教授。専門は南アジア地域研究、インド思想史
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ikatin

11
インド人の根底にあるのは何や?ということで参考に読んでみましたが、やはり簡単ではない。インド哲学やらマハーバーラタやら、さらにブッダはヴィシュヌの化身だというし、しかしタージマハルはイスラムだし。むむむ・・・(・_・;)。2013/08/31

mittsko

10
04年刊。いま日本語で読めるヒンドゥー教入門書として最も信頼できるもののひとつ、そしてとても読みやすい(*'▽') 本書にはいくつかの明確な特徴がある。◆文献学的なヒンドゥー教史(第2部)の前に、人類学的な解説を第1部として設けている。ただし全体としては、比較言語学と文献学にもとづく東洋研究のラインが濃厚。◆第2部の最後をヒンドゥー至上主義(ヒンドゥー・ナショナリズム)で締めくくる。少し前ならガンディーで終わってたところだ。◆著者の専門を反映し、北インドではなくタミル地域を中心に南インドへの言及が多い。2019/02/18

サアベドラ

9
ヒンドゥー教の入門書。二部構成。第一部は食のタブー、時間感覚、祝祭など、現代インドの生活に息づくヒンドゥー文化の諸相を著者の現地での体験談を交えて描く。第二部はインダス文明から現代までのヒンドゥー教思想史。ヒンドゥーの文脈で仏教にも軽く触れられている。日常的な面からも理論的な面からもヒンドゥー教に迫れる好著。読みやすいが、それでも自分には六派哲学と不二一元論のところは難しかった。2012/11/12

印度 洋一郎

7
ヒンドゥー教って何だろう?日本人からすると理解し難いかもしれない、この宗教についての入門書。常に永遠について人間に考えさせるインドの大地、余り努力しなくても実りがもたらされる気候などヒンドゥー教を生みだす、インド亜大陸の環境から話を起こし、動物との深い関係、菜食中心の食生活などインド人の生活観を経て、私達が考える「宗教」とは異なる信仰の形を紹介していく。後半はヒンドゥー教のイデオロギーの変遷を概観していて、ちょっと難解。近代になり、西洋人の概念に習う形で「ヒンドゥー教」が生じたという分析は興味深い。2013/05/22

Olive

5
世界第三の宗教である。インドの民族(民衆)宗教の総体。 大きな特徴はなんといっても輪廻転生だろう。この考えがカーストを揺るぎないものとする。次の生こそ、という発想が信仰の力となっている。だから身体は借り物に過ぎない。死とは身体から魂が抜け出ただけと考えるので、死後の身体はなるべく早く川に流すか、焼かれる。したがって墓を持たない。2021/10/29

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