ブルーバックス<br> 重力波とはなにか―「時空のさざなみ」が拓く新たな宇宙論

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ブルーバックス
重力波とはなにか―「時空のさざなみ」が拓く新たな宇宙論

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  • サイズ 新書判/ページ数 317p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062579834
  • NDC分類 441.1
  • Cコード C0244

出版社内容情報

ついに観測された重力波! それはなぜ大ニュースになったのか? 天文学や宇宙論はどう変わるのか? 第一人者がやさしく解説する!“ We did it ! ”(われわれはやりました!)
(2016年2月11日、記者会見に臨んだLIGOプロジェクトリーダー、デイヴィット・ライツェの第一声)

地球から太陽までの距離が、「水素原子1個分」伸び縮みするだけ――この絶望的に小さな波の観測に
人類は本気で挑みつづけ、アインシュタインの予言から100年で、ついに成功した! 
いったいどうすれば、こんな小さな波が見つけられるのか?
その波によって、なぜ「宇宙のはじまり」が見えるのか?
本書では日本の重力波研究の第一人者が、こうした根本的な疑問にやさしく答えていくとともに、
「宇宙の地平線」を出た重力波が「凍りつく」とはどういうことか?
一般相対性理論は、重力波によってどのように検証されるのか?
といった、これからの宇宙論や重力理論における最先端の話題も、濃く、深く紹介していきます。
重力波発見の意義が本質からわかる、わが国初の一般向け解説書です。

はじめに
第1章 重力波の前に
第2章 これが重力波だ
第3章 重力波の存在証明
第4章 重力波観測への挑戦
第5章 進化する「第二世代」
第6章 重力波の初観測
第7章 重力波天文学でわかること
第8章 重力波が変える宇宙論
第9章 究極の重力理論を求めて
エピローグ──これからの重力波
あとがき


安東 正樹[アンドウ マサキ]
著・文・その他

内容説明

地球から太陽までの距離で、水素原子1個分の伸び縮み―とても可能とは思えない微小な波の観測に、「予言」から100年で人類はついに成功した!それは、われわれの宇宙観をどう変えるのか?本質を理解するために知っておきたいことを重力波研究のリーダーがやさしく濃く解説!

目次

第1章 重力波の前に
第2章 これが重力波だ
第3章 重力波の存在証明
第4章 重力波観測への挑戦
第5章 進化する「第二世代」
第6章 重力波の初観測
第7章 重力波天文学でわかること
第8章 重力波が変える宇宙論
第9章 究極の重力理論を求めて

著者等紹介

安東正樹[アンドウマサキ]
1971年岡山県生まれ。京都大学理学部卒業。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。同大学助教、京都大学理学研究科物理学・宇宙物理学専攻特定准教授。国立天文台光赤外研究部重力波プロジェクト推進室准教授などを経て、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻准教授。専門は重力波天文学・相対論実験。日本の重力波望遠鏡KAGRAの建設とそれによる観測、宇宙重力波望遠鏡DECIGOの推進に携わる。国内の重力波研究コミュニティJGWCの運営委員長、欧米のLIGOやVIRGOの外部諮問委員も務めるなど、重力波の観測研究をリードする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

24
#感想歌 重力は電磁波同様横波だ2つの偏波90度ずれ 重力波観測してから約1年観測増と次世代装置 切れ味がよく諸理論の関係を平明に解いて興味わくわく2017/10/05

文章で飯を食う

21
重力波が初観測された時、テレビで特集されていた。それを見た印象はアインシュタインの宿題を解くためにこんなに予算と労力をかけてだった。ところが、本書を読んで、モヤモヤが払拭された。だって、宇宙の晴れ上がりの前のインフレーションの様子が見えるのだから。KAGRAは残念ながら第一発見には間に合わなかった。完成後はいろいろとデーターを出してくれるんだろうが、やっぱり、科学は一番じゃなきゃだめだよな。2017/08/06

fseigojp

21
とうとう観測されたようです 実に100年かけてアインシュタインの予想が実証2017/02/12

寝落ち6段

11
百年前にアインシュタインが一般相対性理論の中で予言した重力波。百年の時を経て、観測に成功する。これは天文学の大進歩だ。宇宙創世の謎やこれからの宇宙の展望、そのすべてのカギになるかもしれない。計算式では分からなくても、重力波の意味するところが分かればいい。ちっぽけな人類は一体どこまで莫大な世界に迫ることができるのだろうか。その浪漫を味わうこともできる本書。表紙には連星ブラックホールの合体を採用しているのだろう。重力波を測定した初めての天体現象だ。読むとこの表紙の出来事を観測できたすごさもわかる。2019/10/16

プラス3

10
ブルーバックスらしく、他の入門書より2歩3歩突っ込んだ内容。各装置の技術的な相違点とかまで詳しく解説。ド素人向けでないことは確か。2016/12/10

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