ブルーバックス<br> 新しい免疫入門―自然免疫から自然炎症まで

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ブルーバックス
新しい免疫入門―自然免疫から自然炎症まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062578967
  • NDC分類 491.8
  • Cコード C0247

出版社内容情報

最新の知見をふまえ免疫反応の「流れ」を丁寧に説明する今までにない入門書。あまりに複雑で巧妙なしくみに驚嘆すること間違いなし。20世紀のおわりから21世紀の今日にかけて、免疫の「常識」は大きく変わった。自然免疫が獲得免疫を始動することがわかり、自然炎症という新たな概念もくわわった。本書では、最新の知見をふまえ、免疫という極めて複雑で動的なシステムの中で無数の細胞がどう協力して病原体を撃退するのか、その流れがよくわかるように解説する。(ブルーバックス・2014年12月刊)

まえがき
プロローグ
1章 自然免疫の初期対応
コラム すでに実用化されていたTLR7刺激薬
2章 獲得免疫の始動
3章 B細胞による抗体産生
4章 キラーT細胞による感染細胞の破壊
コラム MHCと拒絶反応
5章 三つの免疫ストーリー
コラム 自然リンパ球
6章 遺伝子再構成と自己反応細胞の除去
7章 免疫反応の制御
コラム おもな免疫細胞(白血球)とそのルーツ
8章 免疫記憶
9章 腸管免疫
10章 自然炎症
11章 がんと自己免疫疾患
あとがき
参考文献


審良 静男[アキラ シズオ]
著・文・その他

黒崎 知博[クロサキ トモヒロ]
著・文・その他

内容説明

20世紀のおわりから21世紀の今日にかけて、免疫の“常識”は大きく変わった。自然免疫が獲得免疫を始動することがわかり、自然炎症という新たな概念もくわわった。本書では、最新の知見をふまえ、免疫という極めて複雑で動的なシステムの中で無数の細胞がどう協力して病原体を撃退するのか、その流れがよくわかるように解説する。

目次

1章 自然免疫の初期対応
2章 獲得免疫の始動
3章 B細胞による抗体産生
4章 キラーT細胞による感染細胞の破壊
5章 三つの免疫ストーリー
6章 遺伝子再構成と自己反応細胞の除去
7章 免疫反応の制御
8章 免疫記憶
9章 腸管免疫
10章 自然炎症
11章 がんと自己免疫疾患

著者等紹介

審良静男[アキラシズオ]
1953年大阪府生まれ。1984年大阪大学大学院医学研究科博士課程修了。カリフォルニア大学バークレー校博士研究員、大阪大学細胞工学センター助手、同助教授、兵庫医科大学教授などを経て、大阪大学免疫学フロンティア研究センター拠点長・教授。免疫研究の世界的権威。ロベルト・コッホ賞、朝日賞、恩賜賞、慶應医学賞、ガードナー国際賞など受賞多数

黒崎知博[クロサキトモヒロ]
1955年岡山県生まれ。1984年京都大学大学院医学研究科博士課程修了。高知医科大学助手、レダリー研究所主任研究員、関西医科大学教授などを経て、大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授、および理化学研究所統合生命医科学研究センター分化制御研究グループディレクター。B細胞研究の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち♬

139
自然免疫による病原体認識がなければ獲得免疫が始動せず、センサーが全身の細胞に存在することが判明したのは重大な発見だった。本書は2014年現在の最新知見を踏まえ、複雑で流動的な免疫反応のストーリーを丹念に追っていく。専門用語は多いが流れをこまめにおさらいするので全体像が掴みやすい。T細胞・B細胞抗原認識受容体の仕組みが面白い。一見要領が悪そうなのだが、成熟に抜け道を作ることでバランスを取ったり、あえて突然変異したりと進化のダイナミズムを感じる。ピッタリに固定すると柔軟に対応できないのは身体の中も同じらしい。2022/11/29

翔亀

38
【コロナ22】書名の<新しい>は掛値ない新しさだ。何故なら21世紀に入り次々に新発見が続き、どんどん書き換えられているのが免疫学の世界だからだ。日本はこの分野でトップを走り著者も最先端を行く。本書にもその成果が盛り込まれている。と書くといかにも難しそうだが、意外や意外、初心者にも理解できるようによく練り上げられた作品となっている。免疫は複雑怪奇という先入観があったが(複雑なのは事実)、一歩一歩噛んで含めるように進み、すいすいと免疫がわかった<つもり>になってしまった。一級の研究者は一級の教育者なんだな。↓2020/06/17

23
免疫について知りたくて読んだ。素人には難しい内容だけど、しっかりゆっくり読めば理解できるように分かりやすく書かれていると思う。アニメ「はたらく細胞」を一通り見てから読んだのがよかったのかも。さまざまな細胞がお互いに作用してウイルス・細菌やがん細胞などと戦っていること、またそうした仕組みをまだまだ未解明なことも多いながらも研究者たちの長年の努力の積み重ねで解明してきたことに驚き感心する。複雑な免疫の仕組みが章が進むことにつながっていく展開も面白い。2022/04/24

しゅわっち

23
わかりやすく面白い本だった。オートファジーも、大阪大学の人の本を読んだ。細胞分野は、大阪大学がかなり進んでると思った。著者達は興味を持たせつつわかりやすく理解させる努力をしているように感じた。学生にも人気の高い人たちなのではと思わせる文章だった。自然免疫と獲得免疫はなんとなく違いがわかった。ただ病原体のことを詳しいかもしれないが、皮膚にいる常在菌を詳しくないのか石鹸を推奨しては残念だった。2021/12/16

kaizen@名古屋de朝活読書会

21
#説明歌 食細胞マイクロファージ病原体サイトカインのケモカインから TLRトル様受容体研究リガントDNA認識 病原体免疫獲得リンパ節樹状細胞抗原特異 免疫の活性ヘルパーさん種類1,2,17インタロイキン2017/09/10

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