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出版社内容情報
最新の知見をふまえ免疫反応の「流れ」を丁寧に説明する今までにない入門書。あまりに複雑で巧妙なしくみに驚嘆すること間違いなし。20世紀のおわりから21世紀の今日にかけて、免疫の「常識」は大きく変わった。自然免疫が獲得免疫を始動することがわかり、自然炎症という新たな概念もくわわった。本書では、最新の知見をふまえ、免疫という極めて複雑で動的なシステムの中で無数の細胞がどう協力して病原体を撃退するのか、その流れがよくわかるように解説する。(ブルーバックス・2014年12月刊)
まえがき
プロローグ
1章 自然免疫の初期対応
コラム すでに実用化されていたTLR7刺激薬
2章 獲得免疫の始動
3章 B細胞による抗体産生
4章 キラーT細胞による感染細胞の破壊
コラム MHCと拒絶反応
5章 三つの免疫ストーリー
コラム 自然リンパ球
6章 遺伝子再構成と自己反応細胞の除去
7章 免疫反応の制御
コラム おもな免疫細胞(白血球)とそのルーツ
8章 免疫記憶
9章 腸管免疫
10章 自然炎症
11章 がんと自己免疫疾患
あとがき
参考文献
審良 静男[アキラ シズオ]
著・文・その他
黒崎 知博[クロサキ トモヒロ]
著・文・その他
内容説明
20世紀のおわりから21世紀の今日にかけて、免疫の“常識”は大きく変わった。自然免疫が獲得免疫を始動することがわかり、自然炎症という新たな概念もくわわった。本書では、最新の知見をふまえ、免疫という極めて複雑で動的なシステムの中で無数の細胞がどう協力して病原体を撃退するのか、その流れがよくわかるように解説する。
目次
1章 自然免疫の初期対応
2章 獲得免疫の始動
3章 B細胞による抗体産生
4章 キラーT細胞による感染細胞の破壊
5章 三つの免疫ストーリー
6章 遺伝子再構成と自己反応細胞の除去
7章 免疫反応の制御
8章 免疫記憶
9章 腸管免疫
10章 自然炎症
11章 がんと自己免疫疾患
著者等紹介
審良静男[アキラシズオ]
1953年大阪府生まれ。1984年大阪大学大学院医学研究科博士課程修了。カリフォルニア大学バークレー校博士研究員、大阪大学細胞工学センター助手、同助教授、兵庫医科大学教授などを経て、大阪大学免疫学フロンティア研究センター拠点長・教授。免疫研究の世界的権威。ロベルト・コッホ賞、朝日賞、恩賜賞、慶應医学賞、ガードナー国際賞など受賞多数
黒崎知博[クロサキトモヒロ]
1955年岡山県生まれ。1984年京都大学大学院医学研究科博士課程修了。高知医科大学助手、レダリー研究所主任研究員、関西医科大学教授などを経て、大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授、および理化学研究所統合生命医科学研究センター分化制御研究グループディレクター。B細胞研究の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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