ブルーバックス<br> 山はどうしてできるのか―ダイナミックな地球科学入門

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ブルーバックス
山はどうしてできるのか―ダイナミックな地球科学入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062577564
  • NDC分類 454.5
  • Cコード C0244

出版社内容情報

山はなぜできるのか。この素朴な問いには、深くて面白い地球科学のエッセンスがぎっしり詰まっている。読めば大地の見方が変わる本!凸凹の数だけドラマがある
エベレストが8848mにまでなったとき、大陸では、海では、何が起きたのか? 生成と消滅を繰り返す山の壮大な物語!

素朴にして深い疑問に答える
あたりまえのように「そこにある」山は、いつ、どのようにしてできたのか──。あなたはこの問いに正しく答えられますか? 実は「山ができる理由」は古来から、地質学者たちの大きな論争のテーマでした。山の成因には、地球科学のエッセンスがぎっしりと詰まっているのです。本書を読めば、なにげなく踏んでいる大地の見え方が変わってくることでしょう。

山のサプライズ満載!
●世界最高峰はエベレストではない?
●現在ある山もいつかはなくなる?
●ヒマラヤ山脈にアンモナイトの化石が?
●海水がなくなると地球は高山だらけ?

準備運動 世界一高い山はエベレストか
一合目 山をみるための4つの視点
二合目 山の高さとは何か
三合目 論争の夜明け
四合目 大陸は移動する
五合目 プレートとプルーム
六合目 山はこうしてできる (1)断層運動、付加体、大陸衝突ほか
七合目 山はこうしてできる (2)火山活動
八合目 山はこうしてできる (3)花崗岩、蛇紋岩、石灰岩の山
九合目 日本の山のなりたち
十合目 プレートの循環、山の輪廻さくいん


藤岡 換太郎[フジオカ カンタロウ]
著・文・その他

内容説明

あたりまえのように「そこにある」山は、いつ、どのようにしてできたのか―。あなたはこの問いに正しく答えられますか?実は「山ができる理由」は古来から、地質学者たちの大きな論争のテーマでした。山の成因には、地球科学のエッセンスがぎっしりと詰まっているのです。本書を読めば、なにげなく踏んでいる大地の見え方が変わってくることでしょう。

目次

準備運動 世界一高い山はエベレストか
1合目 山を見るための4つの視点
2合目 山の高さとは何か
3合目 論争の夜明け
4合目 大陸は移動する
5合目 プレートとプルーム
6合目 山はこうしてできる1―断層運動、付加体、大陸衝突ほか
7合目 山はこうしてできる2―火山活動
8合目 山はこうしてできる3―花崗岩、蛇紋岩、石灰岩の山
9合目 日本の山のなりたち
10合目 プレートの循環、山の輪廻

著者等紹介

藤岡換太郎[フジオカカンタロウ]
1946年京都市生まれ。東京大学理学系大学院修士課程修了。理学博士。専門は地球科学。東京大学海洋研究所助手、海洋科学技術センター深海研究部研究主幹、同極限環境生物フロンティア研究システムグループリーダー、グローバルオーシャンディベロップメント観測研究部部長を経て現在、独立行政法人海洋研究開発機構特任上席研究員。潜水調査船「しんかい6500」への乗船回数は51回。1998年には太平洋、大西洋、インド洋の三大洋初潜航を達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

159
地質学の先人たちの研究により解明されてきた地球の構造。プレートとプルームの動きが、大陸の衝突や火山活動を起こす。世界の山々の成り立ちや岩質も解説。海底から聳え立つ海山は世界最高峰である。…山は動かないのか。なぜそこに山はあるのか。1年間の四季折々を越え、時間的空間的に超越した認識を必要とする山。…もし陸を削り海を埋め立てようとしても、全ては海中に沈み、水深3千mの水の惑星になってしまう。…美しくも危険な島弧、日本列島。本書最後には、富士山が今以上に高くならない理由を記す。専門的であり理解しやすい本です🌋2021/09/22

skunk_c

56
著者の『フォッサマグナ』が面白かったので、地形形成三部作に進んでみた。内容はほぼ予想通りで、プレート・テクトニクスとプルーム・テクトニクスで山(つまるところは平野も)という代表的な地形の形成要因はほぼ説明できるということ。本書の良さは、登山になぞらえて一合目から十合目(あとがきが「下山して、温泉で」と念の入りよう)まで、地形形成理論の変遷から岩石の生成、火山など具体的な地形形成の解説と、かなり痒いところに手の届く構成になっていること。贅沢を言えば、日本・世界地図に紹介された場所を示してもらえればなお良し。2021/01/28

翔亀

53
地学入門「山・海・川」三部作の第一作。世界一の山はハワイ島のマウナケア山だという、奇説から説きおこし興味を惹かせながら、さまざまな山のでき方を地球科学的にしっかり解読。それがとっつきにくいプレートテクトニクス理論の判りやすい解説になっている。同時にこの理論の確立からまだ日が浅いこともあり、次々に生まれる新説の同時代のエキサイティングな軌跡も伝えてくれる。具体的な日本の山の例が出ているから自ら登って確かめたくもなる。肩肘はらず面白すぎるほどなのに、山に地球の偉大さを感じさせられる良くできた科学書だ。お薦め。2016/06/20

月讀命

52
山は動かないという武田信玄の名言を棄てる。大地は動かないものであるという常識も棄てる。大地は長い年月をかけ、ゆっくりではあるが、しかし確実に少しずつ動いている。その動きによって山脈が出来たり、海溝が出来たり、大陸が移動したり、ダイナミックに活動する様子は、まさに地球は生きているのではないかとさえ思えてきた。造山のメカニズムやプレートテクトニクスなどの理論を詳しく説明してくれる本であり、文系の人にも理解し易く解説してくださる本です。兄弟本で『海はどうしてできたのか』も読んで、地学のスペシャリストになろう。2012/04/10

rokoroko

25
夜行で山にいった20代の頃うとうとしてたら「ハンマーで岩砕こうとしたら叱られた」とか「橄欖岩の」という学生の声がたの記憶している。面白かったな夜を徹しての岩談義。この本はそんな面白い山と地球のお話。ゆっくりと説明してる。でも私「槍ヶ岳!また行きたい!花崗岩の山と言えば筑波山よね。」とか途中で脱線。何とか読み終えた。またくつの下の地質見ながら登ろう2021/06/28

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