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日本の土木遺産―近代化を支えた技術を見に行く

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062577540
  • NDC分類 510.921
  • Cコード C0251

出版社内容情報

日本に残された貴重な「土木遺産」を土木学会が認定。そのなかの41ヶ所について、歴史や技術的ポイントを専門家が一般向けに解説。選奨土木遺産の「見どころ」を、専門家が解説!

土木遺産とその技術者たち
日本の近代化を支えた橋梁やトンネル、鉄道・港湾施設などのインフラストラクチャーは、いまも各地でその姿をとどめている。それら土木構造物のうち、特に価値の高いものを土木学会が「選奨土木遺産」として認定。本書では、このうち約40ヵ所を厳選し、建設に尽力した技術者の活躍に触れながら紹介。専門家が執筆した本格的な「土木遺産」の解説書。

<本書で取り上げている主な選奨土木遺産>
三国港エッセル堤(福井県)/大川・中之島の橋梁群(大阪府)/明正井路 一号幹線一号橋(大分県)/稚内港 北防波堤ドーム(北海道)/箱根地区国道1号施設群(神奈川県)

1 北海道・東北
2 関東・甲信越
3 東海・北陸
4 近畿
5 中国・四国
6 九州


土木学会[ドボクガッカイ]
編集

内容説明

日本の近代化を支えた橋梁やトンネル、鉄道・港湾施設などのインフラストラクチャーは、いまも各地でその姿をとどめている。それら土木構造物のうち、特に価値の高いものを土木学会が「選奨土木遺産」として認定。本書では、このうち約40ヵ所を厳選し、建設に尽力した技術者の活躍に触れながら紹介。専門家が執筆した本格的な「土木遺産」の解説書。

目次

1 北海道・東北
2 関東・甲信越
3 東海・北陸
4 近畿
5 中国・四国
6 九州

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

9
やはり、近畿や中国地方のものが、なじみがあるなぁ...もちろん、知らない物もあるけど、大体の場所が分かるだけで、親しみが全然違うものです。それにしても...この本だけでは、実際に行ってみようというところまでは、なかなかいかないかな...何かのついでに立ち寄るというぐらいはしてみようかという気にはなるけど。2012/06/19

C-biscuit

8
技術関連の本をたまに読んでおく。以前からそう思うが、土木の世界は面白い。この本も全国の土木遺産を紹介しており、観光的にメジャーなものやまったく技術屋しか興味がわかないようなものも紹介されており、自分自信も好き嫌いがある。一番面白かったのは、新潟県の中山隧道で900mをツルハシだけで掘ったようである。いまでもその様子が伺えるようで、いつか行ってみたい。もう一つは、小さい時に三重県の大泊に海水浴等によく行っていた。あの辺のトンネルは特徴的で、岩盤に吹付で仕上がっている。これの一つが土木遺産であった。なるほど。2015/08/16

二夢

4
昔読んだ何かの本に、「美しい橋が強いとは限らないが、強い橋は美しい」といったようなことが書いてありましたが、そんな気持ちにさせてくれる建築物が多数掲載されています。人の手が作り文明が育ててきた「遺産」。現代にその姿を残す施工技術も、設計に見られる心意気も、「これから」を創る為に受け継いでいきたいです。2012/09/05

takao

2
ふむ2023/02/17

鯨、或は山田

2
「土木遺産」とはいえ、紹介されているものは現役の橋や水門、ダム等です。しかも少し地味。申し訳ないが。しかしどれも紛れもなく生活基盤たるインフラストラクチャーであって、これら土木建造物が我々の生活に寄与した部分はかなり大きいわけです。それらに目を向けさせるのが本書の目的でしょう。紹介文は熱く感情が込められ、かつ、文化的な背景を緻密に取り入れたもので、設計者の熱意とともに、編著者達の思いが伝わって来ました。2013/09/24

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