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出版社内容情報
人間が犯す誤りは実は高度な認知機能の副作用だった。人類が持つ心理的特性を進化心理学で解き明かす。心の機能は遺伝し、進化する! 壁のシミが幽霊に見えたり、噂話を信じやすかったり、記憶力はチンパンジーに劣ったり……。そんな人間の「愚かさ」は、高度に進化した認知機能ゆえの副作用だった。心の動きを生物進化に基づいて考える今注目の進化心理学の最新知見から、人間特有の心の本質を解き明かす。(ブルーバックス・2011年7月刊)
第1章 錯視 高度な視覚機能のなせるわざ
第2章 注意 明らかな変化なのに気づけない
第3章 記憶 歪められたり、作られたり
第4章 感情 集団を支える怒りと恐怖と好奇心
第5章 想像 壁のシミが幽霊に見えるわけ
第6章 信念 なぜ噂を信じてしまうのか
第7章 予測 将来の危機を過小評価する心の働き
石川 幹人[イシカワ マサト]
著・文・その他
内容説明
壁のシミが幽霊に見えたり、噂話を信じやすかったり、記憶力はチンパンジーに劣ったり…そんな人間の「愚かさ」は、高度に進化した認知機能ゆえの副作用だった。心の働きを生物進化に基づいて考える今注目の進化心理学の最新知見から、人間特有の心の本質を解き明かす。
目次
第1章 錯視―高度な視覚機能のなせるわざ
第2章 注意―明らかな変化なのに気づけない
第3章 記憶―歪められたり、作られたり
第4章 感情―集団を支える怒りと恐怖と好奇心
第5章 想像―壁のシミが幽霊に見えるわけ
第6章 信念―なぜ噂を信じてしまうのか
第7章 予測―将来の危機を過小評価する心の働き
著者等紹介
石川幹人[イシカワマサト]
1959年、東京生まれ。1982年、東京工業大学理学部卒。企業および国家プロジェクトの研究所をへて、現在、明治大学情報コミュニケーション学部教授。学部・大学院では、生物物理学・心理物理学を学び、企業では人工知能の開発に従事。遺伝子情報処理の研究で博士号(工学)を取得。専門は認知情報論および科学基礎論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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