ブルーバックス<br> プリンキピアを読む―ニュートンはいかにして「万有引力」を証明したのか?

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プリンキピアを読む―ニュートンはいかにして「万有引力」を証明したのか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 296p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062576383
  • NDC分類 423
  • Cコード C0242

出版社内容情報

17世紀に著された『プリンキピア』は、運動の法則や万有引力を基に自然界の仕組みを明らかにし、近代科学の出発点となった。人類の世界観を変えた科学史上最も有名なニュートンの名著を読み解く

ニュートンが遺した金字塔『プリンキピア』を丁寧に解説
ニュートンが17世紀に著した『プリンキピア』は、運動の法則や万有引力を基に自然界の仕組みを明らかにし、近代科学の出発点となった。図形を使った幾何学的な手法で力学の様々な難問を証明したニュートンのアプローチは、現代人が読んでも素晴らしく、その天才ぶりに驚嘆させられることだろう。科学史上、最も有名な本のひとつである『プリンキピア』の醍醐味を味わう1冊。

重力とは何か? 惑星はなぜ楕円運動をしているのか? 発表当時、「誰も理解できない」とさえ噂された『プリンキピア』。ニュートンが後世に多大なる影響を与えたその名著を読み解く。

第1部 プリンキピアとは
 第1章 プリンキピア誕生まで
 第2章 知識に関する時代背景
 第3章 「世界の体系」への道……プリンキピア第3編前半
第2部 プリンキピアの諸定理
 第4章 用語の定義と運動の基本法則
 第5章 第1編 Section1 準備
 第6章 第1編 Section2 向心力と面積速度一定の法則
 第7章 第1編 Section3 ケプラーの法則の証明
 第8章 第1編 Section6?8 時刻と位置
 第9章 第1編 Section9 軌道自体が回転する運動
 第10章 第1編 Section11 2体問題・3体問題
 第11章 第1編 Section12 大きさのある物体の重力
 第12章 第1編 Section13 球状でない天体の引力……ニュートンの積分
 第13章 第2編 Section1?9 抵抗を及ぼす媒質内での物体の運動
 第14章 第3編命題18以降
 第15章 終わりに


和田 純夫[ワダ スミオ]
著・文・その他

内容説明

ニュートンが17世紀に著した『プリンキピア』は、運動の法則や万有引力を基に自然界の仕組みを明らかにし、近代科学の出発点となった。図形を使った幾何学的な手法で力学の様々な疑問を証明したニュートンのアプローチは、現代人が読んでも素晴らしく、その天才ぶりに驚嘆させられることだろう。科学史上、最も有名な本のひとつである『プリンキピア』の醍醐味を味わう1冊。

目次

第1部 プリンキピアとは(プリンキピア誕生まで;知識に関する時代背景;「世界の体系」への道―プリンキピア第3編前半)
第2部 プリンキピアの諸定理(用語の定義と運動の基本法則;第1編Section1 準備;第1編Section2 向心力と面積速度一定の法則;第1編Section3 ケプラーの法則の証明;第1編Section6~8 時刻と位置;第1編Section9 軌道自体が回転する運動;第1編Section11 2体問題・2体問題;第1編Section12 大きさのある物体の重力;第1編Section13 球状でない天体の引力―ニュートンの積分;第2編Section1~9 抵抗を及ぼす媒質内での物体の運動;第3編 命題18以降;終わりに)

著者等紹介

和田純夫[ワダスミオ]
1949年千葉県生まれ。東京大学物理学科卒業。理学博士。文部省研究奨励員、ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所研究員、ボローニャ大学国立原子物理学研究所研究員を経て、東京大学教養学部専任講師。専門は素粒子物理学だが、宇宙論を素粒子物理学の見地から研究し、特に宇宙の誕生と量子力学との関連について啓蒙的な本・雑誌記事を数多く執筆している。1986年から87年にかけては、ケンブリッジ大学のホーキング教授のグループで研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

23
何年か前に、この著者もこれを書くに際して参考にして読んだという、ニュートンの「プリンシピア」と「チャンドラ・セガールの「プリンキピア」講義」というのを読んだのですが、ちんぷんかんぷんで挫折した覚えがあります。この著者も苦労したようですが、さすがにプロで文系の私でも分かりやすく解説してくれました。最初の3章はニュートンの時代や背景などが語られ、それ以降はプリンキピアの内容をかみ砕いて説明してくれています。ある程度理解できたので再度、古典にチャレンジしてみようかと思います。2014/08/13

calaf

10
噂には聞いていたものの、実際の内容の詳細は知らなかったプリンキピア。さすがというか、どうやったらこんなもの思いつくんだ?といった内容満載でした。この本は抜粋なので、全ての内容に関して書いているわけではないのですが (大汗)2013/02/05

オザマチ

9
ニュートンの力学。高校数学における相似などの概念を巧みに用いた説明だが、一部の補助定理では極限の概念を共に用いているため、微積分による解説よりもむしろ難しく感じた。とはいえ、あの時代に惑星の軌道と身近な物体の物理を合わせて体系化したニュートンの業績はやはり凄い。最後にニュートンの神に対する考え方を論じていたが、別の書籍では宗教家に配慮したという見方も示されていたと記憶している。錬金術も好んだという物理学者ニュートンは、本当に神の存在を信じていたのだろうか?2015/01/27

BIN

8
プリンキピアはニュートン力学をニュートン自身が解説した書。通常大学等では微積分で習うところなのだが、プリンキピアでは幾何学を使って証明しているところが凄い。万有引力による惑星の軌道計算だけでなく、様々シチュエーションでの万有引力や流体力学、波動など多岐に渡っていてこれを1冊にまとめていたとは。細かく解説しているのでわかりやすく、ニュートンの天才性がよくわかりました。紙と鉛筆で書きながらやるとよかったかもしれない。2016/06/30

プラス3

4
紙と鉛筆は必須。微積分はあんまり出てこなくて、幾何学的な手法がメインだったのは意外。ニュートンが天才だったということが実感できる一冊。2012/11/19

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