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内容説明
子どもは異常に汗っかきだったり、寝相が悪かったり、夜泣きをしたり、落ち着きがなかったりと、大人とは違った体の働きをしている。子どもは大人のミニチュアと考えがちだが、子どもには大人にはない不思議な特性がある。知っているつもりでも、意外と知らない子どもの体の不思議を解き明かしながら子どもの成長と発達を科学する。
目次
第1部 子どもは大人のミニチュアではない(どうして子どもは大人と違うの(子ども時代の意味;子どもが大人のミニチュアではないわけ ほか)
大きさの違いだけではない臓器(呼吸循環器系;泌尿器系 ほか))
第2部 わかってきた子どもの体の不思議(赤ちゃんに牛乳を飲ませてはいけないのはなぜですか?;粉ミルクで子どもを育ててもだいじょうぶって本当ですか? ほか)
第3部 心は体とともに成長する(男らしさ、女らしさは生まれつきですか?;子どもは自分のことを男か女かわかっているのですか? ほか)
著者等紹介
榊原洋一[サカキハラヨウイチ]
1951年東京生まれ。1976年東京大学医学部卒・小児科入局。1990年東京大学講師、2004年よりお茶の水女子大学・子ども発達教育研究センター教授。専門は小児科学、小児神経学、発達神経学、国際医療協力、育児学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
22
#説明歌 子育てだ蜂蜜一歳未満駄目豆知識から子育て興味 #感想歌 子どもには大人の手が必要だから父親子育て参加大切2017/09/17
はる
4
大人と子どもの心身の違いを解説した本。一般向けに簡単に書かれているのでさらりと読めるが特に目から鱗ということはなかった。2021/11/01
ジュリ
4
子どもは大人のミニチュアではない。心拍数が多い、転んでも骨折しにくい、短期記憶を長く保持できないなど、違いがある。2021/01/08
septiembre
2
育児の疑問をエビデンス・ペースト・メディスン(事実に立脚した医学、医療)の精神で解答した本。2017/10/19
bittersweet symphony
1
ブルーバックスでこのテーマで多くを期待するのは正しい姿勢ではないのかもしれませんが、著者はあまり臨床現場に浸っているわけではないのではないかというのが第一印象。グレーゾーンについてはグレーゾーンと言う書き方をしているところは評価できる部分ではありますが、そのボリュームが本の体裁やタイトルから受ける印象からは外れていると言わざるを得ないのも確かです。「子どもを科学する」的なタイトルで、育児・家庭医学に関する記述を省いた形が良いと思われます。2008/12/21
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