ブルーバックス
新・細胞を読む―「超」顕微鏡で見る生命の姿

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  • サイズ 新書判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062575287
  • NDC分類 491.11
  • Cコード C0245

出版社内容情報

「これは至高の芸術作品である」
福岡伸一氏(分子生物学者・青山学院大学教授)が大絶賛

細胞たちの素顔を追う
生き物のからだは、様々な働きと形を持った微小な細胞によって構成されている。その姿を追うために電子顕微鏡や原子間力顕微鏡など最先端の機器を駆使し、極微の世界を探訪した。生命を支える精妙な細胞たちの素顔とは

迫力ある貴重な顕微鏡写真が満載

第1部 細胞の世界へようこそ
第2部 細胞とその部品
第3部 細胞の生と死
第4部 活動する細胞の姿
 4-1 血球に見る一匹狼の細胞群
 4-2 運動器官の細胞
 4-3 神経の働きを見る
 4-4 消化器官の細胞たち
 4-5 ホルモンを作る細胞
 4-6 呼吸器官の細胞群
 4-7 生殖細胞が繋ぐ生命の絆
 4-8 廃棄物の処理工場――泌尿器の細胞
 4-9 情報をキャッチするアンテナ


山科 正平[ヤマシナ ショウヘイ]
著・文・その他

内容説明

生き物のからだは、様々な働きと形を持った微小な細胞によって構成されている。その姿を追うために電子顕微鏡や原子間力顕微鏡など最先端の機器を駆使し、極微の世界を探訪した。生命を支える精妙な細胞たちの素顔とは。迫力ある貴重な顕微鏡写真が満載。

目次

第1部 細胞の世界へようこそ
第2部 細胞とその部品
第3部 細胞の生と死
第4部 活動する細胞の姿(血球に見る一匹狼の細胞群;運動器官の細胞;神経の働きを見る;消化器官の細胞たち;ホルモンを作る細胞;呼吸器官の細胞群;生殖細胞が繋ぐ生命の絆;廃棄物の処理工場―泌尿器の細胞;情報をキャッチするアンテナ)

著者等紹介

山科正平[ヤマシナショウヘイ]
北里大学医学部教授。1941年北海道生まれ。東京医科歯科大学医学部卒。同大学難治疾患研究所、京都大学医学部で助教授を務めた後、1981年より現職。専門は顕微解剖学。多彩な顕微鏡法や組織化学法を活用して、外分泌器官における細胞分泌、組織発生の機構について研究を行っている。1994年に日本電子顕微鏡学会賞を受賞。現在、日本顕微鏡学会会長、日本解剖学会機関誌Anatomical Science International編集委員長、日本組織細胞化学会理事などを務めている。難解な解剖学を平易に解説する講義には定評があり、学生の人気が高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nagata

4
細胞のイメージは、教科書などに書いてあるイラスト。これ自体もかなり精緻なタッチで描いてはいるのだが、やはり生の写真で説明されると説得力は格段に増す。かといって、本にも触れている通り、この絵を得るには相当の技工を凝らした標本を作って初めて可能となる。逆説的だが、生命活動を止めた標本を眺めているだけでは、生命のダイナミックスは読み解けないということか。2021/08/12

まるさ

4
顕微鏡で見た細胞の写真とその解説。解説がないと写真だけではながなにやら解らなかったので助かる。生物の教科書で細胞の模式図をみる前に読んでおくと細胞の実像がわかって学習が進むだろう。2016/06/11

gonta19

3
2010/2/2 メトロ書店御影クラッセ店にて購入 2010/4/7~4/10 このところ、高校のとき以来精力的に読んでいるブルーバックスの一冊。 組織、細胞の明瞭な電子顕微鏡写真とその解説。自然の美しさ、生命の不思議さを感じられる一冊。生物に興味のある人は是非。2010/04/10

naoto

2
これは、よかった!!!顕微鏡写真が多く…というか、見開きの片側(1ページ)が顕微鏡写真。図で説明されるのもいいけど、実際こういう感じなんだな~と思って、よくわかる。「驚異の小宇宙・人体」ってシリーズが昔あったけど、まさに人体…いや動物の身体は小宇宙だな。2020/05/22

たらら

2
あまりにも美しい細胞写真集としても必携。細胞を形と機能から理解する上では必読の名著。見えることがわかることではないのだが、わかるべきコトが何かを知るために観るという科学者魂が炸裂していて簡潔な説明もつい熱く読めてしまう。早く読めばよかった。2010/10/18

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