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内容説明
鏡の対称性から、素粒子の世界まで「対称性」をキーワードに現代物理の考え方をわかりやすく解説する。そして、「究極の統一」の鍵と期待されている「超対称性理論」とは、どんな理論なのか。
目次
第1章 身のまわりの対称性
第2章 対称性が破れる
第3章 ミクロの世界の対称性
第4章 もっと対称性を
第5章 統一理論と対称性
第6章 宇宙開闢と超対称性
第7章 21世紀の科学革命
著者等紹介
広瀬立成[ヒロセタチシゲ]
1967年東京工業大学大学院博士課程修了。東京大学原子核研究所を経て、1971年東京都立大学に移り同大学理学研究科教授。2002年度より東京都立大学名誉教授。早稲田大学理工学総合研究センター教授。理学博士。将来の大型直線加速器の建設にむけて、高エネルギー加速器研究機構やアメリカ・ブルックヘブン国立研究所において先端技術開発を行っている。空手二段。「小山田環境対策連絡協議会代表」「ナチュラリストの会SMART会長」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naoto
2
難しい。ある程度のところまではついて行けてる感じもするのだが。とりあえず、超対称性理論ってのがすごいらしい。超ひも理論の本を読んで少し理解したつもりだったけど、理解したつもりだったのがよくわかった(笑)2024/11/21
hiro-suke
1
読み終わってから、しばらく経って感想を述べようとしているのですが、どうしてもどんな内容でどんな印象をもったかということすら覚えていません。申し訳ないですが、それでもまたこの本を読もうという気にはどうもなれません。2013/10/20
phmchb
0
『有機ELと最新ディスプレイ技術』の次に読み終わりました。
如月瑞希
0
やっぱりブルーバックスは楽しいね。私みたいな門外漢にも優しく科学の楽しさが伝わってくる。最後の方はさすがに専門的な話に入って行ったので追いつけないところもあったけど。ただ思うのは、荷電対称性の話など、むりやり「対称性」に結び付けているように思えてならない。はたして「対称性」が保たれることそのものに意味はあるのだろうか。2010/12/26
じょくぼ
0
「対称性・不変性はまた、"普遍性"を見通すための有力な視座を与えてくれる」っていうのが、結構刺さった。普遍的なものを「美しい」と感じるっていうのもあるかもしれないけど、「普遍的なもの」を見つけることによって、世界の一部でも「予測可能」になるっていうところがいいのかなぁ、とか。素人には難解な箇所が多かったけれど、切り口としては結構楽しめた。2009/04/09