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アメリカNIHの生命科学戦略―全世界の研究の方向を左右する頭脳集団の素顔

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  • サイズ 新書判/ページ数 270p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062574419
  • NDC分類 490.7
  • Cコード C0247

内容説明

年間予算3兆円、行政には素人の学者集団が、世界中の医学・生命科学の研究をサポートしている。米国立衛生研究所が次々に送り出すノーベル賞級の発明・発見はどのように生まれてくるのか、NIHの研究員がその舞台裏をはじめて明かす。

目次

第1章 NIHの生い立ち
第2章 NIHで生まれたノーベル賞
第3章 分子生物学の誕生
第4章 NIHクリニカルセンター
第5章 NIHグラント
第6章 研究者の努力と幸運
第7章 ガン研究、過去と未来
第8章 アメリカの国家ガン対策
第9章 日米国際協力
第10章 未来への標的

著者等紹介

掛札堅[カケフダツヨシ]
1929年、福岡県八幡市(現・北九州市)生まれ。51年、東京大学医学専門部を卒業後、同大学医学部病理学教室に入る。国立東京第二病院に就職の後、60年にロサンゼルス市のシティ・オブ・ホープ医学センターに留学し、67年米国立衛生研究所(NIH)の国立ガン研究所(NCI)の主任研究員となる。専門は、生物の超微形態、分子生物学、ガンの分子メカニズム。この間、日米ガン研究協力プログラムのアメリカ側事務局長を務める
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星空の挑戦者

4
米国で40年も研究機関で働いた日本人の本。ライフサイエンスにわくわくしている姿が目に浮かぶ。うらやましい。2011/10/18

あっちゃんのパパ

0
評価=4:日本版NIHが来春発足することを知って本書を読んでみた。2014/05/10

yori

0
★★★★☆ NIHの発展は分子生物学の発展とも言っていい位。40年近くNIHで働いて来た筆者がまじかに見てきた世界的な発見などとても興味深かった。グラントの仕組みなども解説されている。2011/01/23

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