ブルーバックス<br> 宇宙を測る―宇宙の果てに挑んだ天才たち

ブルーバックス
宇宙を測る―宇宙の果てに挑んだ天才たち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 316p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062573610
  • NDC分類 442
  • Cコード C0244

内容説明

古代から宇宙の果てに思いを馳せながら、宇宙の広さを測り続けてきた驚くべき天才たちの物語。プトレマイオス、ガリレオからアインシュタイン、ホーキングまで巻き込んだ最新宇宙論の入門書。

目次

序章 風車に挑んで
第1章 天球をながめて
第2章 天界の革命
第3章 裸眼のドレス・アプ
第4章 軌道をめぐって
第5章 広がる構造
第6章 不変性と安定性の崩壊
第7章 あの時の光を解き明かせ
第8章 オメガの探求
第9章 消えた宇宙の地平線
終章

著者等紹介

ファーガソン,キティー[ファーガソン,キティー][Ferguson,Kitty]
テキサスで幼少を過ごした頃から数学や物理、宇宙論に興味をもっていた。プロのミュージシャンとして成功してからは、ケンブリッジ大学の研究員となった夫君に従い、三人の子供と共にイギリスに移った。ケンブリッジ大学の応用数学ならびに理論物理学科の大学院聴講生として学ぶ傍ら、1987年から科学の普及書の著述活動に入る。1992年、ホーキングの自伝を出版。以来、ホーキングと共同で執筆活動を進めている

加藤賢一[カトウケンイチ]
東北大学理学部天文学科卒業。専門は恒星分光学。理学博士。現在、大阪市立科学館学芸課長

吉本敬子[ヨシモトケイコ]
メキシコ政府奨学生としてグアダラハラ州立大学およびレヒオ・モンタナ大学に学ぶ。主に、技術関係、哲学、心理学等のスペイン語と英語の通訳・翻訳に従事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

卯月

1
職場本棚、1999年の本の邦訳。古代ギリシャの頃から、地球の大きさや、月や太陽までの距離を測り続けた人類。天動説の時代も、単にそう信じていたのではなく、当時なりの測定精度による結果を説明すべく、理論を構築していた。後半、現代に繋がる天文学者たちが出始めると急に話がややこしくなるが、ダークマターなんて2017年でも未解決の問題なんだから仕方ない。90年代、いろんな研究者がハッブル定数の値を50だ、80だと主張して論争するくだりが面白い。星や銀河までの距離を測る、というのはそれだけで楽しいのだ、と再認識した。2017/08/08

Steppenwolf

0
G前半だけならEであった。著者自身が終章で述べているように後半は駆け足で多くの提案や結果を紹介した感じで理解できなかった。ギリシャ時代から始まり実用的な必要性を含めて探究された宇宙もケプラーやニュートンを経て,観測者としては可視光を利用した手段を開発した人たちでクライマックスとなったように思う。数学を駆使する研究を否定するつもりはない。しかし,ホーキングたちでさえ実験や観測手段するないような数学的理論を提唱しているように思える。2016/11/07

moopee

0
答えは常に果てしなく更新されうる現時点での答えでしかなく、真実はいつか見つけてもらえる日を待っている、とか科学者は思うのかもなあ。2020/01/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/292127
  • ご注意事項

最近チェックした商品