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内容説明
化学は暗記科目ではない。電子の動きを理解すれば、化学はすべて見えてくる。授業がわかる。応用が効く。楽しくなる。わからない高校生、必読の入門書。化学嫌いなあなたの、化学の見方が変わります。
目次
第1章 電子が原子を結びつける
第2章 電子は動く
第3章 化学結合は他にもないか
第4章 原子の間に働く力
第5章 分子の立体構造が決め手
第6章 分子の形や化学結合を見る
第7章 電子の動きで化学反応を理解する
第8章 素晴らしい分子の世界
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
95
いくら読んでも少しも理解できない化学の本をブルーバックスを中心に読んできましたが、やっと少しは理解できるのかなという印象を持ちました。とくに最初から、電子と原子の関係をわかりやすい文章や例で説明されています。かなりページを割いていて、次の章も電子は動くということを説明されています。電子や分子と化学結合などについての説明があり本当に基礎というような感じで読むことができました。これで先に読んだ本に戻ってみようと思います。2024/06/08
ゲオルギオ・ハーン
27
化学系の本をある程度読んできたので復習ついでに再読。初めて読んだ時よりも化学結合の魅力、目に見えない大きさで忙しなく動く分子たちの面白さを感じることができた。時に偏りがあったり、温度や気圧でさらに動きがある他、結合具合で回転の仕方が変わるなど、とても身近なことなのに不思議な感覚がしてしまう。化学結合の工夫もさることながら酵素を使って狙った化学結合を起こす準備を常にセッティングしている生物内部の段取りの良さには驚いてしまう。2023/01/13
ゲオルギオ・ハーン
16
取っつきやすいタイトルの通り、中身も読みやすいように工夫されていて助かった。ただの入門書ではなくて高度な内容が後半に用意されており、この化学変化もスラスラ分かるようになりたいなと思わせて勉強していく意欲を高めてくれる。とにかく化学に慣れていきたいという姿勢と合致した一冊でした。2020/08/08
いとう・しんご
9
読友さんきっかけ。裏表紙に「化学を基礎から理解するロングセラー入門書!」と書いてあるけれど、たしかに分かりやすい。イオンという言葉がいきなり出てきて、ちょっとウロウロしたけれど、非科学的ながら文脈でなんとなく理解できるところが本書の魅力。最後の難しい化学変化の話はちょっとついてけなかったけど、でも、ヘェ~って感じで読みました。去年読んだ「一度読んだら絶対に忘れない化学の教科書」の前に、本書を読んどけばもっと理解できたのに、とちょっと後悔しました。2024/06/18
nagata
5
確かに暗記は不要、というか生半可な暗記レベルては歯が立たないところまで連れて行ってくれる。あと2回は読まないと。2022/01/01




