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内容説明
部分的にはでたらめに見えても、全体には秩序がある―確率モデルとは、自然現象をそういう世界としてとらえる。いっけん複雑で予測不可能な自然のふるまいも、じつは単純な確率のルールの無限の積み重ねの結果なのだ。だからそこには秩序が生まれる。するとその単純なルールこそが自然のメカニズムの本質ではないのか。カオス、フラクタル、自己組織化臨界現象といった複雑系科学の考え方と密接に結びついた確率モデルの魅力的な世界を紹介する。
目次
プロローグ 複雑系科学への登山口
第1章 なぜ物理学者は確率モデルが好きなのか
第2章 磁石のモデルと森林生態系
第3章 伝染病伝播とパーコレーション・モデル
第4章 自己組織化臨界現象と砂山崩しのモデル
第5章 さわがしい定常状態―統計物理学への誘い
エピローグ 空間パターンと確率モデル



