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内容説明
本書は、日本の古代(主として奈良時代以前)の先人たちの技術(匠の技)を、現代の科学・技術の視点から見直す試みといえる。現代文明を支えている先端高度技術(ハイテク)と比較しながら、古代人が自然をいかに巧みに利用してきたか、その優れた技術と智恵の数々を調べてみるのも興味深い。古代の日本が、木の文明、木の文化の国であったことが、自然を生かす方向に技術を発展させてきた。それらにまつわるエピソードからも、思わぬ新発見があるにちがいない。半導体研究者の著者は、どこに視点を置き、何を学びとったのだろうか。
目次
第1章 縄文時代の技術
第2章 適材適所
第3章 倒れない五重塔
第4章 木の加工
第5章 古代の朽ちない鉄
第6章 サビを防ぐサビ
第7章 古代の銅
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
naimon
15
トンデモ本では無い真面目な本。木材の選別・加工、五重塔の耐震技術に、勾玉の穿孔、タタラ製鉄。偶然と経験則から発展してきた「匠」の技を、今の科学で振り返って分析。それが「自然の摂理に抗わない、共存する」技術であった事を丹念に。ふむふむ。が、ちょっと、丹念すぎたり話題が飛んだりと忙しい本ではあったかな。2010/04/04
コーンポタージュ
0
捨てた手間と拾った効率。日常生活において自覚することはめったにありませんが、そんな大切なことを論理的に教えてくれた一冊。2014/12/29
レコバ
0
直線的でないものを含め、果てしない試行錯誤の結果を効率に最適化した学究プロセスで大系的に説明する本。2014/07/16
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