ブルーバックス<br> 左右を決める遺伝子―からだの非対称性はなぜ生じるのか

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ブルーバックス
左右を決める遺伝子―からだの非対称性はなぜ生じるのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 200,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062571555
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C0245

内容説明

動物は、たった一つの細胞から分裂を繰り返し、さまざまに分化して有機体としてのからだをつくりあげる。しかし、同じ細胞から分裂したのに、どうして、間違いなく一方は「右手」になり、他方は「左手」になるのだろう。なぜ心臓は左側にあるのだろう。最近、細胞分化の各段階で働く遺伝子の正体が、続々と明らかになってきつつある。生物界のキラリティーという、今いちばんホットな研究分野の、最新成果を紹介する。

目次

第1章 右と左は何がちがうのか
第2章 進化のなかの右と左
第3章 細胞分裂の非対称性
第4章 個体のなかの対称性と非対称性
第5章 動物の右と左
第6章 心臓はなぜ左にできるのか
第7章 親指はなぜ上向きに生えるのか
第8章 脳の非対称性と利き手

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

12
臓器の左右非対称性は、受精卵の前後、左右、上下の軸が決まり、ノードと呼ばれる一過性に現れる場所にある繊毛が非常に弱い流れを感知し左右を決定する回転運動することによって生じ対称性を破る。六角形の雪の結晶は、回転させても同じ形に見え、ものの見方を変えても変わらない性質が対称性だが平らな机の上に鉛筆を立てどの向きから見ても鉛筆に見える。倒れると、見る角度によって変わり、対称性は自然に崩れる自発的対称性の破れ。対称性が崩れる時は軸が存在している。人生も自分の持つ軸を中心に生きる道を探す。時には対称性を崩し進む2014/07/21

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