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精神科医は何をしてくれるか―何をしている、何ができる

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  • サイズ 新書判/ページ数 204,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062571463
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0247

内容説明

本書は、実際に精神科に行った場合、どのような治療をしてくれるのか解説し、「こころの病気は、専門医である精神科医に行きさえすれば、治すことができる」というある意味では当たり前のことを明確にします。

目次

1 精神障害とは(精神病と神経症;こころの問題は分かりそうで分かりにくい;非専門治療の危険)
2 精神障害の原因と治療(ショックで精神病になることはあるか;医学と医療の関係;からだの医療とこころの医療 ほか)
3 社会適応の良否の要因と治療者(社会適応の良否を決めるもの;心身は同根にして不可分;精神医学と臨床心理学 ほか)
4 最近の精神医学上の話題(てんかんは精神障害か;がんより恐い老年痴呆)
5 精神障害と法律(精神障害があっても処罰が減免されるとは限らない;精神障害者の民事上の保護)
6 精神科医とは(どんな人が精神科医になるか;精神科医のかかり方;精神科医は精神保健福祉法のもとで診療する)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Asakura Arata

4
当時めずらしかった、精神科医療を一般の人に理解してもらおうという本。できることは、処方箋を切ることと、診断書を書くことと言われたとあるが、其のとおりだと思う。2022/07/05

ひかるちん

1
精神科医と臨床心理師の違いを解説している感じの内容だった。精神科医の考えや治療法や実情を詳しく書かれているのかと期待しただけに、少々消化不良気味。ただ、医学界においての精神科の立ち居地が理解でき、日頃口にされる主治医の不満が良く分かった。少し古いけど、全体的な精神科の立場を理解したい方には良いかも。2012/06/16

にっ

0
精神病や神経症に対して正しい適切な治療が求められている。生物学的、遺伝的なものが精神病に関わっている場合も多くあり、臨床心理学のみでこういったものに対応することは極めて危険なことである。精神科、心理学、その他の分野との連携プレーが重要である。2013/02/05

産廃屋

0
カウンセリングと精神科医の曖昧さは危険。精神疾患が器質的な問題であるという当然のことを理解し、投薬を基本として対処しなければならない、という本。精神病の基本的なお話もあり、入門の入門によいかと。2011/04/03

おひたし

0
著者個人の人生経験も内容に含まれており、どのようにすれば良い人生を送ることができるかという話もあったのが良い。2021/08/23

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