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内容説明
陸地ともいえず、湖とも河ともいえないエリア、湿原。私たちがあまり知ることのないその地では、命の源である豊かな有機物と多種多様な動植物が濃密にからみあって、複雑な生態系を構成している。亜熱帯のマングロープ湿地などを例に取り上げ、生き物たちのつながりを追いながら湿原の不思議な世界を追ってみよう。
目次
第1章 湿原の博物誌
第2章 破壊と再生
第3章 海辺の湿地、マングローブ林
第4章 命のゆりかご、マングローブ林
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naoto
1
ブルーバックスということで、科学的な、湿原の生物の話を期待してたんだけど、前半は社会問題みたいな話でノらなかった。途中からマングローブなど植物の話、カニやエビなど甲殻類と動物の話になった。ブルーバックスに環境問題は…読みたい人もいるのかな?2017/06/08
じょみ
1
基本だ。読まなきゃ。学生時代を思い出した。
ノラネコ・ジョーンズ
0
生態系の、特に湿原に絞った本。理系本って文章に癖があって苦手なんですが、これは分かりやすい。とはいえ、本当に生態学を学んだ人からみたら、どうなんですかね?漠然と湿地が好きな私ですが、もっと細かいトピックまで知りたくなる入門書でした。一般向け。2011/11/23
Nobody
0
学生時代はむさぼるようにして読んだ、講談社のブルーバックス。主に様々な科学ジャンルでの入門書として最適だった。本書もそのシリーズの一つ。 湿原といえば、何年か前ラムサール条約で国内でもいちやく脚光を浴びるようになり、その重要性が認識されるようになった。この手の環境に関連した話題は、どのタイミングで出版されたかによって、内容が大きく変わる。たとえばブーム後であれば表層的な捉え方をした類書が大量に出るし、逆にブーム以前であれば地味な学術書で終わってしまう(通俗的な入門書でそれはマズい)。本書はそのどれにも該2008/01/26
家の中のぱっぽ
0
湿地の生態学、所謂ウエットランドエコロジーの分野の入門書かな?と思ったら、はじめはかなりざっくりな解説で、後半はマングローブ生態系を主に解説。それならマングローブメインの題名でも良かったのかなと思う。 ただ、ヒルギ科やキバウミニナなど当時扱っていた生物の解説があり勉強になった。入門書感覚で読んでも勉強になると思う。マングローブ関係なら。読了したけど、再度細かく理解する為に再読しようと思います。2021/07/15
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