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文科系に生かす微積分―その基礎から社会現象の分析まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 245p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062570312
  • NDC分類 413.3
  • Cコード C0241

内容説明

微積分は理系人間には必要でも、文系人間には難しいし不必要と思い込んでいる人が多いようですが、それは誤解です。社会現象の中には、たとえば景気変動や売上高、あるいは進学率のように数量で表わされるものが意外に多く、その変化を分析したり予測する上で最も役に立つ道具が微積分なのです。めんどうな計算やグラフを描く作業を間違いなくやってくれる計算ソフトが容易に入手できる今日、それも利用しながら身近な具体例を用いて微積分の使い方を平易に解説します。

目次

第1章 社会で使う量と微分
第2章 量の変化率を表す導関数
第3章 いろいろな量の導関数とグラフ
第4章 周期的に変動する量
第5章 利息は金額に比例する
第6章 蓄積量を求める積分

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおにし

5
社会現象の分析をするツールとしての微積分の使い方を説明した入門書。 微積分の知識は社会科学でも重要であるのだが、高校では理系文系に分けた授業構成のため、文系選択では微積分がきちんと教えられていないのは現状だ。この本のような微積分の応用面を重視した内容で文系数学の授業をするべきであると思う。この本、微積分の良い入門書であると思うがグラフ描写や微分計算に一般読者向けではない高級(高額)数学ソフトMathematicaを使っているところはちょっといただけません。2012/09/22

ipusiron

0
1999/4/15読了

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