ブルーバックス
誤差を科学する―どこまで測っても不正確!?

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062570244
  • NDC分類 417.8
  • Cコード C0250

内容説明

1989年、JR北上線で、トンネルの天井と列車が接触するという事故が起きた。トンネル完成後の高さ測定で誤差の見積もりを誤ったのである。また1991年、東京地裁で、スピード違反の摘発用レーダーは誤差が大きく信用できないという判決も出ている。このような例を出すまでもなく、私たちの身の回りは「誤差」だらけだ。感覚のような、もともとあいまいなものでさえ、誤差が問題になることがあるのである。今まで、誤差は「偶然のばらつき」と考えられていた。しかし現在、誤差を系統的に考えていくことにより、技術設計全般が変えられるということがわかってきた。まず、「真の値がわからないのに、どうやって誤差を算定するか」ということから、誤差についての考察をはじめよう。

目次

1 誤差にも誤差がある
2 感覚にも誤差がある
3 誤差を測るのは難しい
4 誤差についての発想の逆転
5 たかが誤差されど誤差

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

◎360°◎

0
誤差に関する事例を幅広い分野から集めてきて、様々な「誤差」について考える本。2016/12/11

takao

0
誤差も以外に難しい2016/04/11

ipusiron

0
1999/6/14読了

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