講談社+α文庫
カルロス・ゴーンが語る「5つの革命」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 298p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062569866
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0195

内容説明

瀕死の日産を、時代にふさわしい形に改造することで再建したカルロス・ゴーン。日本の強みを知ることが世界をリードすることになる、ということを学んだゴーンは2005年4月、日産自動車CEOのまま、親会社であるルノーのCEOに就任し、ルノー・日産グループを統括する立場となった。浮沈の激しい自動車業界において、日本にとどまらず、世界の成長モデルを描くゴーンの「5つの革命」とは何か。その驚異の経営手腕を明らかにする。

目次

第1章 革命その1 経営革命―危機の原因はトップにある!
第2章 “貧者同士の結婚”か?最高の提携か?
第3章 “燃えさかる甲板”からの脱出
第4章 革命その2 ヒット車革命―創造的、大胆かつ情熱的なクルマをめざして
第5章 革命その3 マーケティング革命―どこまで顧客の視点に迫れるか?
第6章 革命その4 人材開発革命―徹底したコミュニケーションと信賞必罰
第7章 革命その5 異文化の共存革命―「違い」が力に変わるとき
終章 「成功する企業」の条件

著者等紹介

長谷川洋三[ハセガワヨウゾウ]
1943年、東京都に生まれる。1967年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、日本経済新聞社に入社。産業部、外報部記者を経て、1982年から85年までワルシャワ支局長兼ウィーン支局長。帰国後、産業部編集委員を経て編集局長付編集委員となる。BSジャパンテレビ『直撃!トップの決断』、ラジオNIKKEI『夢企業探訪』『ウォッチ・ザ・カンパニー』メインキャスター。日本大学大学院グローバル・ビジネス研究科客員教授、学習院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あだちん

1
本棚で眠っていたを読了。瀕死の日産を生き返らせた手腕と今回の逮捕・逃亡のヒントが得られるかと思って読んだ。コストカットからコミュニケーションの重要性などが日産復活のポイントであると思った。今回の事件のヒントはミシュランからルノーへの転社時にその上のポストがないからという部分である。上昇志向が強いため、日産でやることがなくなり、報酬も上限になったために私利私欲に走ったのだと。何気に奥さんの出身がレバノンだったからレバノンに逃げる伝手があったとかである。2020/07/15

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